親しい友人のお宅に来たような感覚 閑静な住宅街の中の一軒家を改造した紫陽花カフェ黒塀や玉砂利のある風景がどこか懐かしい 「紫陽花 AJISAI CAFE」は、世田谷公園にほど近い下馬の閑静な住宅街にある平屋の一軒家を改造したカフェ。わたしが訪れたのは日射しが柔らかな日でしたが、雨の日などもけっこう趣きがあってよいのではと思える造りのカフェでした。 看板犬のドラちゃん、ヘアーはパイレーツ・オブ・カリビアン風? シックな板塀を横に見ながら玉砂利の敷かれたアプローチを進むと、さまざまな種類の植栽に彩られたお庭があり玄関があります。出迎えてくれたのは看板犬トイプードルのドラちゃん。ちょっぴりワイルドな感じの男の子です。ドラちゃんについて奧に進むと、そこに広がるのはまるで個人の住宅にあるようなリビング。 テーブル席が3つあるのですが、ひとつはお庭に面して置かれたローテーブルにソファー、隣には2人用の小さなテーブル席、そしてその後ろに丸テーブルが置かれ、雰囲気も仕様もまるで違う。 凝りすぎないインテリアとでもいうのでしょうか。なんだか親しい友達のお宅に来たような気分になってきました。 まるで知っているお宅を訪問したときのような感覚になる親しみのある店内、使われている家具類もとても庶民的 いっぽう厨房の前には止まり木的なカウンターがあり、お散歩の途中にふらりと立ち寄ったときには、こちらを利用することもできるようになっています。またカウンターの反対側にはピアノが置かれ、その上には色彩やかなリキュール類のボトルが……。夜にはちょっとしたドリンクタイムを楽しめるということですね。 もうひとつ面白いのは、いっとう奥まった場所にある和室。 いっとう奧にある和室、落ち着いてお庭が眺められます こちらは残念ながら犬を連れての利用はできませんが、手入れの行き届いた美しいお庭を眺めながら、お茶や美味しいお料理(あるいはお酒?)をいただくことができます。犬に気を遣わずに、お庭の緑を楽しみながらのランチというのも、たまにはいいですよね。 -->>続いてランチメニューをご紹介します!12次のページへ