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愛犬とせせらぎ公園の休日

テラスでのランチが心地よい季節になりました。そこでさっそく爽やかな風の吹き抜ける横浜のせせらぎ公園の「Park Side Cafe」で愛犬たちとランチ、その後は新緑がまぶしい公園内を散策してきました。

執筆者:坂本 光里

「せきれいのみち」にある美しいカフェ

 ズバリ公園に隣接して、ある テラスでのランチが心地よい季節になりましたね。そこでさっそく爽やかな風の吹き抜ける横浜のせせらぎ公園の「Park Side Cafe」で愛犬たちとランチ、その後は新緑がまぶしい公園内を散策してきました。

五月の薫風に誘われて出かけたのは、横浜市営地下鉄「仲町台」駅下車2分にあるせせらぎ公園。「せせらぎ公園」という名のとおり、園内には小さな水路が流れ、その脇を「せきれいのみち」という遊歩道が東西に抜けています。
駒沢公園や砧公園などのように大きくはありませんが、まるで自然環境をそのまま残したようなこの公園は、わたしと愛犬たちのお気に入り。つくられすぎていない(したがって管理されすぎてない)、観光客に荒らされていない点も、とても親しみが持てます。

横河健設計のモダンな建築物 横浜市営地下鉄・仲町台駅前から公園内に入るとすぐ、草っぱらの広場があります。ここには人工物が何もなく、それがかえって素朴でいい感じ。小川では水遊びをしたりザリガニ釣りをしたりする子どもたちの姿も見えます。

お目当ての「Park Side Cafe」があるのは、この広場の手前。横河健さんというベテランの建築家の手による、とても都会的な建物の中にありました。2層分の天井高を持つ中のテーブル席も素敵ですが、ここのハイライトは何といっても雑木林の中に張り出したテラス席でしょう。「犬連れはテラス席」という決まりになっていますが、犬連れはまさに最高の席というわけですね。

その日は休日ということもあって満席だったため、わたしたちは1時間後という予約を入れて、先に公園を散策することにしました。

犬連れはテラス席というのが決まりだが
この季節はかえって嬉しい!

歩くだけで“小集団”がすぐに生まれる

ザリガニもいるという水路の前でせせらぎ公園は、ここから右手に向かっていろんな展開を見せ、トンネルや池、四阿(あずまや)、パーゴラ(藤棚)のあるテラス、雑木林の中の古民家などがあります。池は公園内につくられたものとしてはかなり大きく、ところどころに置かれたベンチに腰掛けて、優雅にスケッチを楽しむお年寄りの方々もおられました。

当日は初夏の気配を思わせる5月、暑くも寒くもなく最高の季節。パーゴラの下のベンチに腰を下ろせば、涼やかな風が池の水面を渡ってきます。こんな日は、公園が犬連れの人たちでいっぱいになるというのが、日本でも普通の風景になってきましたよね。

この日も、あちこちでMダックスやチワワ、プードル、シーズー、キャバリア、柴犬、フレンチブル、レトリーバーなどを連れた若い夫婦にたくさん会いました。アッシュもハービーも、その度に足を止めてご挨拶。1頭とにおいを嗅ぎあっていると、次の子がやってきて、そこにまた次の子が来てという具合に、ちょっとした“群れ”ができてしまいます。こんな時、ああ日本では確実にペット人口が増えているんだーと実感してしまいます。

オープンキッチンからは美味しそうな香りが…

しつけさえ入っていれば大型犬もOK 頃合いを見てパークサイドカフェに戻ると、ちょうど秋田犬のいる席の隣が空いたとのこと。向こうっ気の強いハービーが吠えたらやっかいだなと思ったのですが、秋田犬の「雪丸」くんはハービーなどまるで眼中になし。それより飼い主さん(ご主人)がトイレに立つと、ずっとその方向を目で追って視線をそらさない。きっちりしつけの入った、日本犬らしい日本犬でした。こんな犬なら、安心してどこでも一緒に連れて行けますよね。

-->>次は美味しいランチの情報をお伝えします!

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