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パリで出会った素敵な犬たち(2ページ目)

犬を通して世界が見えるなどと大ゲサなことは言いませんが、いろんな国を回ってその土地の犬たちと会うと少なからず表情や性格に違いがあります。その模様を写真でお伝えしていきたいと思います。

執筆者:坂本 光里

直接専門家から話を聞けるチャンス

手描きの絵皿はわたしの宝物
リンクの合間には、自分の手書きの絵皿(もちろん犬の絵)を売ってるお店があったり、アクセサリーやケアグッズの商品ブースがあったり、ヨーロッパ中の犬種別ケンネルクラブのブースがあったりしました。

おもしろかったのは、やはり各国のブリーダーたちに会えるケンネルクラブのブース。わたしたちが日本人だと知ると、寄っていけ寄っていけとあちこちからお誘いがかかります。寄ると決まってパンフレットを渡され、自分の犬の自慢話。もちろんそうするために店を開いているわけですから、当たり前といえば当たり前なのですが、なかなかご熱心。

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自慢の看板犬も今はペット、かな?

つぎに飼うなら大型犬もいいわよ、マリノア(ベルジアンシェパード)はお好き? うちの犬舎のケアンテリアは都会でも飼いやすいおとなしいタイプの子ばかりよ、この子はヨーロッパチャンピオンよ見て見て、と矢継ぎ早やの自慢&宣伝です。
いろんな犬種を一気に見られて、その子のスタンダードを見分けるポイントや手入れの仕方、性質や飼い方について直接専門家から話を聞ける絶好のチャンスでもあります。願わくばもうすこし英語(かフランス語)が堪能だったらなあ~。

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これもテリア系の大型犬、犬種は???
6月のパリの天気は変わりやすい。この日も帰り際に突然の驟雨。バケツをひっくり返したような大粒の雨です。わたしもアッシュを抱いて、みんなが集まる中央の大屋根のあるデッキテラスまで走りました。

雨宿り中の人たちの中には、わたしたちと同じく観光気分で愛犬のウエスティを連れてきているおじさんもいて「ベルサイユから来たんだ。この子も昔はここのドッグショーに出ていたこともあるんだよ」「アッシュくんは日本から来たんだって! それは長旅だったねえ」「へえ、日本チャンピオンなの! どおりできれいな犬だと思った」などという会話で盛り上がりました。こんな突然のコミュニケーションも、犬連れ旅行の醍醐味のひとつですね。アッシュは雨宿り中の犬たちと一通り挨拶をして、雨上がりのショー会場をあとにしました。

写真とお話は1999年6月のものです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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