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建築家が提案する犬と住む家(2ページ目)

Gakkenから『犬と住む家』が出ました。犬との共生空間の追求をテーマにした季刊のムックです。その一部をちょっとご紹介!

執筆者:坂本 光里

シリーズ企画----誌上設計コンペ
「ミニチュア・ダックスフンドと住む家」
大人気のMダックスフンドですが、じつは長い時間ひとりぽっちにさせると分離不安になったり、無駄吠えをするようになる犬種。また、無理な階段の上り下りを繰り返すと椎間板の疾患になりやすい犬種でもあります。ここでは、そんなMダックスと暮らすという前提で、3人の建築家たちが理想の家を競作しています。
もちろんそのまま建てることも可能だそうですよ!

条件は次のとおり。


建て主:夫婦(夫37歳、妻35歳)+ミニチュア・ダックスフンド
予 算:総工費2700~3000万円
場 所:大都市の郊外にあるベッドタウン
要 望・犬仲間の集まれる家にしたい
・犬を洗いやすいゆったりとしたお風呂
・自然環境を取り込んだ風の通る家
・犬関連のグッズ、おもちゃなどが多くある
・夫婦は家で仕事をすることもある

参加者は、建築倶楽部の前田敦+木許裕康さんのコンビ、S.O.Y.建築環境研究所の山中祐一郎+尾澤ミユキさんのコンビ、そして遠藤建築研究所の遠藤克彦さんの3組です。
建築倶楽部

特集2---「犬第一主義のリフォーム」
いま住んでいる家を建築家の知恵を借りて犬仕様の家に変えたい、犬用の設備を新しく付けてより飼いやすい環境にしたい---そんな気持ちからリフォームやリモデルに取り組んだ愛犬家たちの創意工夫をクローズアップ。家を犬仕様に変えていくためのヒントがちりばめられています。

■CASE1「犬小屋から犬部屋へ」---鈴木邸
従来のRC造の家に木造平屋を増築する際に、ラブラドールのアイガーちゃんのために専用のハウス〈アイガーハウス〉を組み入れて設計された横浜市の鈴木邸をレポート。テラコッタの床と杉板張りのアイガーハウスは、テラスともつながっていて、テラスの板塀にはアイガーが首を出せるよう丸い穴が開けられています。



シリーズ企画1---建築家のプロポーザル
プロの目から見た理想の「犬との共生住宅」とはどんなものか?みずからもコーギーと暮らし、駒沢公園などで犬の飼い主さんたちにアンケートを取るなどして、犬の気持ちを家づくりに反映している建築家・赤沼國勝さん(SEA arch)に話を聞いています。

シリーズ企画2---こだわりの建築素材「床」編
いつも目をしょぼしょぼさせている、なんとなく元気がない、皮膚病が治らない、イライラして落ち着かない、喘息が起きる----愛犬にそんな症状が見られるようならシックハウスを疑ってみる必要があります。化学物質でできた塗料や接着剤を使った床材、そこにはあなたの犬を病気にする“毒”がいっぱい含まれているとか。お話は「呼吸する住まいネットワーク」の主宰者の栗原守(光設計)さん。

シリーズ企画3---海外集合住宅事情

★バックはロンドン市内の集合住宅

海外の集合住宅での犬の飼育事情を現地からレポート。今回はシンガポールとロンドンから。記者はネットでご自分のHPを立ち上げている吉富菜穂美さんと藤井仁美さんです。イングリッシュコッカのBAZY(ベイジー)ちゃんとアメリカンコッカのMOCA(モカ)ちゃんと暮らす吉富菜穂美さんは、シンガポールの楽しい情報をHPで発信されています。そして藤井仁美さんは、ロンドンで行動学の勉強をするかたわらペットの行動カウンセラーとしても活躍中の獣医さんです。
doggy&moggy(藤井仁美さんのHP)
SCUT(吉富菜穂美さんのHP)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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