都会暮らしがピッタリのフレンチブル
「めずらしい犬を飼いたい」第8弾は、フレンチブルドッグ。
めずらしくないぞという声が聞こえてきそうですが、ほんとにここ1年でフレンチブルは急に人気犬種の仲間入りをしてしまいましたね~。そこでこのシリーズでも、大急ぎで特集を組むことにしたというわけです。
今回お訪ねしたフレンチブルの飼い主さんは、建築家の鶴崎智也さんと文子さんご夫妻。お住まいは埼玉県三郷市です。鶴崎さん夫妻は自分の設計で自邸を建てられたのですが、まだ寝室棟が出来上がったばかりの時期に、草加市のペットショップでフレンチブルの子犬とめぐり会い、その場で購入を決めてしまわれたそうです。
「ほんとはドーベルマンとかシェパードとかを探していたんですよ。だけど、たまたまそこには熊みないなのがいて、すっごくかわいくてビックリしちゃって思わず買ってしまいました。ふたりで一目惚れでしたね」(智也さん)
鶴崎さん夫婦はどちらも実家で犬を飼われていて、ご主人の智也さんは捨て犬だったミックス犬とシーズーを、文子さんはポメラニアンを飼われていたそうです。
「前に飼っていた犬たちとくらべると、ほんとにフレンチブルは面白いですね。犬にはありえないような動きをするんですよ。人間のおじさんみないな感じの動き。くわえたばこじゃないですけど骨をこうやってくわえたまま寝るんですよ。座ったまま寝ちゃったり、そういう変なところがいっぱいあって、飽きないですよ。表情も豊かですし、とにかく人間っぽいです」(文子さん)
鶴崎家のフレンチブルは、とても愛嬌があって人なつこい。警戒心が強いと書かれている解説書もありますが、けっしてそんなことはなくお客さんが大好きで、どんな人にもフレンドリーに接する性格だそうです。
「無駄吠えはほとんどしません。それはいいんですけど、困ったことにしつけの面で言うことを聞かないところがあるんですね。もちろんそれは私たちの問題ですけど・・・」(文子さん)
★テラスでの3人 |
フレンチブルは小さいけれど、もとは闘犬用に開発された犬ということもあって身体は筋肉質で頑丈。さわってみても骨太でゴリッとした感じがします。そんな力の強い犬ですから、やはり小さい頃からきちんとしつけを入れておかないと思わぬトラブルを起こすことになりかねません。文子さんも、近々本格的にトレーニングをはじめようと思われているそうです。