結婚生活~実は離婚の危機の連続だった

夫婦
浮気あり、喧嘩あり、口も聞かない年月もあった―
M子さんご夫婦は夫63歳、妻60歳。2人の息子さんは既に独立。年金受給も始まりましたが、夫はあと2年くらいはということで、嘱託で働いています。35年の結婚生活で夫婦の危機、離婚の危機というものは1度もなかったのか、私は妻のM子さんに尋ねました。

「円満なんて。外から見たらそう見えていただけで、実際はそんなわけないですよ。夫婦の危機なんて……それはもうずうっと危機みたいなものでした。実は夫婦円満といえなくもないかな?という状態になったのは、ここ3年くらいなんです」
M子さんの意外な言葉に私は驚いてしまいました。

浮気を繰り返し続けた夫

M子さんの夫はお酒が好きで、まっすぐ家に帰って来る日のほうが少ないくらいだったそうです。どこかに立ち寄って来るということは、それだけ女性と出会う機会も増えるわけで。長男と次男が年子で生まれ育児が大変なとき、初めて夫の浮気を知ることになりました。当時はお給料も少なく必死でやりくりもしているのに、「一体どういうつもり!? 」とM子さんは夫を責めました。すると夫は平謝りで「もう2度と浮気はしない」と固く誓ったそうです。

ところが、ところが、その後3年おきくらいに夫の浮気が発覚。その度に夫は言い訳をし浮気を認めたのは最初の1回だけ。浮気に気づいてM子さんが問い詰めると夫は必死で妻孝行をするので、M子さんは結局夫を憎み切れず「夫が繰り返しているのは『浮気』であり決して『本気』ではない。もう夫の持病だと思ってあきらめよう」と割り切ったのだとか。

→浮気夫を許せる?許せない?