子どもの幸せのために面接交渉はある
子どもには何の罪もないのに…… |
子どもを愛する気持ちは同じはずなのに、離婚時に憎しみあった感情が後を引いていると、相手のやること成すことに腹が立ち、プレゼントのおもちゃを送り返したり、子どもの様子を知らせるのを拒んだり、また、元パートナーとやりとりするくらいなら子どもと会うのも我慢した方がマシ、などということにも……。こんなことがあると、一番かわいそうなのは子どもです。
子どもには何の罪もないのに、離れて暮らす方の大好きな親と交流できない……。子どもにとって、これほど悲しいことはありません。「離れていても、ボク(わたし)のことを忘れていないよね?」この不安な子どもの気持ちを埋めてあげるために面接交渉があるのです。これを親の感情的な問題で奪ってはいけないのです。
せっかく離婚が成立したのに、すぐにはじまる面接交渉のことでまた揉めるというのは避けたいところです。思いもよらぬ相手の要求に、「そんな約束していない!」「こっちこそ!」などということにならないように、子どもの気持ちや幸せを第一に考えて、面接交渉についてはなるべく具体的に決めておきましょう。
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