一度きりの人生、夢を追うことは決して悪いことではないけれど……
「メールで離婚の話し合いをした」という、かとうかず子さん。 |
それなのに、「学生になる」、「政治家になる」という芸人とは全く別の道を歩き始めてしまった夫……。『あのときの覚悟は何だったの? 夫として、父親として、仕事人(芸人)として、責任をとって生きる覚悟をしたのではなかったの?』
一方のそのまんま東さんは、もちろん自分のやりたいことを全うするためではありますが、もしかしたら妻のため子どものためを思い、名誉挽回するために政界入りを目論んだのかもわかりませんね。過去に、自分のせいで妻や子どもに肩身の狭い思いをさせてしまったという忸怩たる思いを、新しい目標に向けたのではないでしょうか?
愛情を離婚という方法で表すこともある……?
今までどんな時も許し支えになってくれた妻は、「また応援してくれるだろう」と、夫は勝手に思い込んでいたのかも知れません。政界入りを目指すことは今までのような「悪いこと」ではないのですから、当然応援してくれるに違いないと。ところが、それが妻には「いつまで勝手なことをして甘えていれば気が済むの?」と。ここが夫婦の大きなすれ違いの原因となってしまったのではないかと思います。妻は、夫の目を覚まさせるには、もう「離婚」という方法しかないと思ったのかも知れません。いつもいつも何をしても妻には許されてきた夫。許してもらえるせいかいい気になるばかりで、その「甘え」が原因でいつかもっと大きな天罰がくだることになるかも知れない。それは大切な子どもの父親としてあってはならないこと。だからこそ、ここら辺で一度頭を打たせておくべきなのではないか……?
母親として子どもを守らなければならない。子どもの夢を壊すようなことがあってはならない。だから、父親であるあなたには、しっかりとした生き方を貫いて欲しい、貫いてくれなければ困るんだ、という子どもへの愛情からの決断だったのかもしれません。つまりは、子どものためということは、結局子どもから直接つながっているそのまんま東さんへの最大級の愛情により決断したのかな?と私は思いました。
夫婦としての方向性がまったく違ってしまったことにより離婚には至りましたが、かとうかず子さんは女優、そのまんま東さんは芸人・タレント活動&政界入り?、というそれぞれの道で、活躍して欲しいと思います。かとうさんが会見でもおっしゃっておられましたが、お互いにとって「前向き」な離婚なのですから!
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