もっと知りたい!「スマート離婚のコツ!十か条」
「離婚の意思は合意した。あとはお金だけなのに……」 |
※離婚はケースバイケースですので、ケースに合ったコツを参考にしてくださいネ!
■スマート離婚のコツ!十か条
- 要求を通したい時は相手にもメリットを与える
自分の要求ばかり通そうとすれば、「意地でも聞いてやるものか! 」と相手の態度を硬化させてしまいます。それでは先に進めませんので、こちらが1つ要求を通したければ相手にも1つメリットを与えます。 - 感情的にならない
感情的になると、ただただ、気分は最悪。お互いに何の得もありません。ましてや暴力行為につながる引き金にでもなったら大変。「離婚話のもつれから……」などということにならないように、あくまでも冷静に! - どんな時も喧嘩ではなく話し合う
喧嘩はただの罵りあいになるばかりで、時間を浪費するだけ。向き合った貴重な時間は、余計なセリフは排除して、しっかり1歩でも先に進むための話し合いをします。 - 稼げる側はお金に執着しない
相手に比べて、これまでもこの先も稼げる側はあまりお金に執着しないことです。思い切ってぽん!と渡してください。別れる相手には一円も出したくないという気持ちは分かりますが、 これで最後ですから相手の立場に立って潔く!また稼げばよいのです。 - 離婚カウンセラーに相談する
あらゆるケースのノウハウを持つベテランの離婚カウンセラーなら、もっとも効率よい後悔しない離婚の方法や計画を示してくれるでしょう。 - 調停を申し立てる
離婚の話し合いが停滞・難航したら、調停を申立てます。家庭裁判所の混み具合によって変わりますが、1~2ヶ月に一度くらいのペースです。ただケースによっては逆に長引いてしまうことがあるので、離婚の専門家に相談してから決めるとよいでしょう。 - 弁護士に任せる
相手と直接交渉すると、どうしても話し合いにならなかったり、精神的苦痛が甚だしかったりするのなら、費用はかかりますが信頼のおける弁護士に任せましょう。 - 別居する
別居は離婚の近道です。同居生活をしながらさくさく離婚成立に漕ぎ着けるのは、特殊な場合を除き大変ですし、精神的負担も大きく難しくなってきます。別居をした途端、離婚話は急展開していくものです。 - 親はなるべく巻き込まない
これ、重要ポイントです。親が出てくると、家対家の壮絶な戦いを繰り広げることになります。話はこじれに、こじれて、まとまる話もなかなかまとまらなくなりますから精神的なサポートをしてもらう程度に留めます。 - 親権・監護権を分ける
親権・監護権争いというこの1点だけのために、泥沼化するケースはかなり多いです。解決方法として、親権と監護権を分けることで合意するというケースがあります。
離婚が成立するまでは本当に大変ですが、成立後だって大変なのです。離婚成立と同時にバッテリー切れとならないために、なるべくスムーズにスマートに、精神的苦痛も極限状態にならないよう気をつけながら、乗り切りましょう!
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