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スペインの誇り~プラド美術館展2006開催(5ページ目)

スペインが誇る美の宝庫『プラド美術館』。前回、約52万人を魅了した『プラド美術館展』が東京と大阪で装いも新たに開催。81点の展示作品の中から本展のハイライトといえる5作家6点を写真付でご紹介します。

執筆者:落合 宏樹

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5.光と色彩の魔術師

ディエゴ・ベラスケス 1599-1660

ルネサンスの伝統を吸収しつつ、同時代の画家たちの表現を咀嚼し、独創的な芸術表現を確立させた。宮廷の肖像画家として、公的な肖像画を手がける一方で、宮廷内の道化たちを透徹した眼差しで描いたり、神話画、歴史画、宗教画などを手がけたりし、多彩なジャンルの作品を残した。また、ブエン・レティーロ宮の装飾やアルカサル、エル・エスコリアルの改装などに関与し、装飾家、建築デザイナーとしても手腕をふるった。
【ベラスケスの本展展示作品(5点)】
(1) 《道化ディエゴ・デ・アセド、”エル・プリモ”》
(2) 《ハンガリー王妃マリア・デ・アウストリア》
(3) 《ヴィラ・メディチの庭園、ローマ》
(4) 《フェリペ4世》
(5) 《男の肖像(自画像?)》
Archivo Fotografico , Museo Nacional del Prado. Madrid
ベラスケス《道化ディエゴ・デ・アセド、”エル・プリモ”》
Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid
≫クライマックスは・・・美の革命家:ゴヤ
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