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スペインの誇り~プラド美術館展2006開催(3ページ目)

スペインが誇る美の宝庫『プラド美術館』。前回、約52万人を魅了した『プラド美術館展』が東京と大阪で装いも新たに開催。81点の展示作品の中から本展のハイライトといえる5作家6点を写真付でご紹介します。

執筆者:落合 宏樹

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3.栄光を捨てた異邦人

エル・グレコ 1541-1614

『ギリシア人』を意味する通称である『エル・グレコ』。日本でも倉敷の大原美術館所蔵の《受胎告知》で人気が高い。ティツィアーノらヴェネツィア派に影響され、その後ローマでアレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿の庇護を受けながら、カプラローラのファルネーゼ宮の装飾に携わった。ミケランジェロ批判を行うなどローマの美術界で波紋を呼んだとされる。
【エル・グレコの本展展示作品(4点)】
(1) 《十字架を抱くキリスト》
(2) 《寓話》
(3) 《若い責紳》
(4) 《フリアン・ロメロと守護聖人》
Archivo Fotografico , Museo Nacional del Prado. Madrid
エル・グレコ 《十字架を抱くキリスト》
Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado.adrid
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