(3) 尾瀬へのアクセス
尾瀬への入山口は、群馬県側(鳩待峠、大清水)、福島県側(沼山峠、御池)の4箇所です。それぞれ利用できる交通機関が限られ、シーズン中はマイカー規制も行われます。尾瀬の自然を守るため、できるだけ公共機関を利用しましょう! マイカー規制は年度毎に異なるため、詳しい内容は『尾瀬保護財団』の交通規制情報を確認してください。
最も人気のある鳩待峠へは、JR東日本の上越線沼田駅から戸倉・大清水行きのバスを利用し、戸倉でマイクロバスへの乗換えが必要です。
戸倉・大清水へは、新宿から直通バスも運行されていて大変便利です。直通バスの概要については、『関越交通/新宿線』をご覧ください。
(4) 尾瀬に行く準備
尾瀬は2,000m級の山に囲まれた、山の中です。そのため普通のハイキングコースや、団体ツアーと同程度に考えていると、思わぬ危険が潜んでいます。最低限、以下のことに気をつけ、楽しい思い出をつくりましょう。
ア)滑りにくく歩きやすい服装・装備で
(ハイヒール、サンダル、素足は厳禁)
イ)天気が変わりやすいので雨具を持参(雨合羽が良い)
ウ)荷物はリュックで両手を自由に(連れのフォローもできる)
エ)軍手を準備
(雨上がりなど、岩に手をつかないと歩けない場合もある)
(5) 尾瀬の自然を守るため(マナー&ルール)
尾瀬は自然の宝庫ですが、来訪客の増大やルール違反による環境破壊が深刻な問題となっています。みんなでルールを守って豊かな自然を、次の世代にも残したいものですね!代表的なマナー&ルールは以下のとおりです。
ア)土日はできるだけ避ける
→混雑時は木道が渋滞し歩けないほどです
イ)持ち込んだゴミは必ず自分で持ち帰る。
→ゴミ処理は莫大な金額がかかります
ウ)湿原へは立入厳禁(木道からはずれない)
→湿原は踏まれると、元に戻りません
エ)木道でタバコを吸わない
→携帯灰皿を持参し決められた場所で
(6) 尾瀬便利リンク
■尾瀬便り
■尾瀬の天気予報(BIGLOBE)
■尾瀬保護財団
■片品村観光協会
■新宿→尾瀬直通観光バス(関越交通)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。