そろそろ本格的に志望大学・学部を検討する時期にきた。初心者が特にわからない(わからないだろう)似たような学部・学科の微妙な違いを解説しよう。

例:英文学部と外国学部の違い

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わかっているようでわかっていない大学の学部・学科の違い。入ってから後悔しないためにも押さえておきたいもの
最近はあまり文系、理系という枠組みを使わなくなってきている。1年次から選択をせず後で選択ができる大学も増え、文学部とか理学部といった言葉自体が古くなっているからという面もあるが、その理由は従来の学部・学科の垣根を越えた研究を新しい大学のテーマに掲げるところが多いからだ。

英文学部として長い伝統を持つ津田塾大の英文学部のコース解説を見ると、以下のようになっている。

・イギリス文学
・アメリカ文学
・英語学
・イギリス文化
・アメリカ文化
・コミュニケーション学
・英語教育
など

このような分類が従来の英文学部で多く見られるコース設定である。英米文学や文化を学びながら、他方で言語学的な研究を行う。原書講読が中心の授業に実践的な会話やヒヤリング能力の向上も考えられている。

外国語学部として2009年認可予定の関西大の外国語学部を見てみよう。以下のようなコース設定となっている。

・英語リスニング
・オーラルコミュニケーション
・英語ライティング
・英語ディベート
など

より実用的な英語能力の向上を目指していることがわかる。1年間の海外留学が含まれており、コミュニケーションの手段としての英語をより実践的に身につけられることがわかる。外国語学部では授業がすべて英語だけで行われる授業も多い。上智やICUなどに入学すれば、半年ほどで慣れてくるので心配はいらない。

文学が好きで英語文化圏の文化を広く学びたい、将来翻訳もしてみたいと思っている場合は英文学部を、また実践的な英語の能力を向上させ国際的な舞台で活躍を希望している場合は、外国語学部を選択したらいいだろう。

>>商学部と経済学部の違いは?>>