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合格につながる模試の受け方、生かし方

6月、模試のシーズン。模試を単なる偏差値をはかる物差しだけでなく、その後、志望校合格に向け、いかに効果的に活用すればいいのか。今回は、模試の理想的な受け方とその後への活用法をご説明いたします。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

6月、模試のシーズンになりました。模試を単なる偏差値をはかる物差しだけでなく、その後、志望校合格に向け、いかに効果的に活用すればいいのか。今回は、模試の理想的な受け方とその後への活用法をご説明いたします。

どんな模試を受ければいい?

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模擬試験は合格の判定の絶対基準ではありません。弱点を見つけ、本番力をつけるためのもの
代ゼミ・駿台・河合と呼ばれる三大予備校の模試を複数受けることをオススメします。その中でも、基本は「センター模試」「記述模試」「私大模試」「特定大模試」。これらの模試を可能な限り受けましょう。本番の入試は一回しかありません。模試を受けることで本番力をアップさせること。これが狙いとして一番大きいです。

模試はどう受ければいい?

「全体を見渡し、できる問題からやる」。これがポイントです。特に配点の高い問題である長文問題は、時間を使うべきでしょう。順番に解くのをやめ、最初は客観問題を解き、次に一番最後にある長文問題を解いてみるもの一つの方法です。

問題に解答する順番を変えるだけで、成績がアップする生徒が多くいるもの。模試をやりながら、問題をいかに時間内に解いていくか練習をすることで、本番入試も意識しながら取り組むことができます。たとえ時間が不足気味であっても、全部いい加減に解くより、解ける問題に集中した方が高得点が取れます。

あと、漠然とただ解くより、必ずテーマを決めて問題を解いてみましょう。たとえば、長文は全問正解にしようなど。メリハリのある問題解答が必要です。

センターは6割取れるように作ってある試験。6割取れていなければ何らかの問題点があります。何が足らないかは受験後きちんと復習しておきましょう。

>>受験後は何をすべき?>
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