たかが石、されど石。墓石を建てるということは、数十万円~数百万円の買い物をするということ。色や形、大きさなど納得したうえで購入したいものです。見た目の美しさを重視するか、石材の質を重視するか、さらに予算などを考慮しながらじっくり選びましょう。

墓石に適している石とは

画色によって縁起が悪いという人もいますが、気にすることはありません
色によって”縁起が悪い”という人もますが、あまり気にすることはありません。好きな色を自由に選んでもOKです。ただしまわりとの調和を考えて。
【写真協力】美郷石材

石材は住宅やインテリアなど建築素材としてもおなじみですから、さまざまな場所で目にすることができます。タイルや壁、床などそれぞれの場所に適した石があるように、墓石にも適した石があります。

お墓に使用する石のほとんどが花崗岩という種類で、通称御影石(みかげいし)と呼ばれているものです。また、緑がかった高級石材・小松石(本小松)に代表される安山岩(あんざんがん)もよく見かける墓石種類のひとつ。ほかに斑レイ岩(はんれいがん)、閃緑岩(せんりょくがん)も使われます。
お馴染みの大理石は石灰岩に分類されますが、材質がやわらかいので日本ではあまり墓石用に使用されることはありませんでした。しかし、欧米諸国では広く使用されているため、日本でもガーデニング墓地や現代的なデザインのお墓などに使用されるケースもでてきました。

お墓の石の色といえば、ひと昔前まではグレーをイメージする人が多かったと思いますが、最近はピンクや赤などを使用した墓石も人気です。石材店では石のサンプルを用意していますので、色や模様を比較したり実際のお墓を見に行って好みの石を選びましょう。

次ページでは墓石としてよく使用される石種の一部をご紹介します。