仏壇はお寺のミニチュア版。子や孫の情操教育にも効果アリ
毎日お花をお供えしてご本尊に向かってお参りすることは心を豊かにします。子や孫の情操教育として仏壇を購入する人が増えています。 |
そもそも仏壇とは、先祖をお祀りするだけのものではなく、お寺のミニチュア版であり、ご本尊(阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来などの仏像)をお祀りする場所。だから本来は不幸があってはじめて仏壇を購入するのではなく、自然と日常生活の中に仏壇が存在し、手を合わせる習慣をつけることが大切とされています。
「そうは言っても、やっぱり生前に仏壇を購入することには抵抗アリ。家族の反対もありそう。」という方も多いかもしれません。しかし、仏壇購入のきっかけとしては不幸があった時だけでなく新築や引越しなども上位にランクされています。
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また、子供の心の教育のために仏壇を購入する人も増えています。家族皆が仏壇に手を合わせる姿は、先祖を大切にする心、信頼、目に見えないものへの思いやり、お金やモノのにとらわれない価値の心が芽生えます。ボタンひとつで起動、リセットできるゲームやパソコンが生活に入り込んでしまった現代だからこそ、仏壇が改めて見直されているのかもしれません。
仏壇を生前に準備しておくことによって金銭面だけでなく、心の情操教育に役に立つこと間違いなし! おじいちゃん&おばあちゃん、家族のコミュニケーションが子や孫に爽やかな記憶として残っていくことでしょう。
【写真協力】あおぞら葬祭