バンコク/バンコクの観光

バンコク近郊の観光エリア(3ページ目)

東南アジア一の大都会、バンコク。旅行では遊びくせないほど魅力のある町ですが、バンコクの周辺には一緒に行かなければ勿体ない!観光地がいくつもあります。今回の記事ではバンコク+αの旅行を提案します。

執筆者:清水 千佳

タクシーで気軽に行けるパタヤ

夜になるとネオンが妖艶に光輝くパタヤの街
パタヤはバンコクから一番近い老舗ビーチリゾート地。パタヤは長い間観光客の間では、男性のための歓楽街的スポットとして知られていましたが、今ではお洒落なレストランやショッピング・センターなどがビーチ沿いに建ち並び、海を眺めながらシーフード・グルメやショッピングを楽しむスポットとして再注目されています。

パタヤの魅力のなんと言ってもアクセスの良さ。バンコク市内からだと約2時間、そしてスワンナプーム国際空港からなら約1時間半という近さ。中距離バスも出ているのですが、一番便利でラクに行けるのはタクシーです。

タイのタクシーは市内の場合、タクシーメーターを使って走りますが、中距離~遠距離用の特別料金を設定しているタクシーが多いのです。料金表が座席に貼られている場合もありますが、無い場合は交渉制となります。相場はバンコク市内からは1500バーツ(約4900円)前後、空港からは1300バーツ(約4200円)前後といったところです。バンコク滞在中に、突然「海を眺めながらシーフードが食べたい」と思ったら、タクシーに乗り込んで思い切ってパタヤに行ってしまいましょう!

透明度抜群の島サメット島

バンコク近郊の島とは思えないほど透明度の高い海
バンコクから3時間半という近さにも関わらず、日本人観光客にほとんど知られていないリゾート・アイランド、サメット島。バンコクから南東に位置するラヨーンの沖に浮かぶ、南北に約7キロメートルの細長い島は、その美しさから国立公園にも指定されています。手付かずの自然と白い砂浜、透明度の高い海が魅力のサメット島は、バンコクに暮らすタイ人なら一度は行ったことのあるリゾート地です。

リゾートとはいえ、外国人観光客用に開発されていないので、お土産などを売るショップやマッサージ店などが建ち並ぶ賑やかなストリートというものは存在しません。あるのは、ビーチ沿いにバンガローと併設のレストランやバーくらい。白い砂浜と海、空以外に何も無いといっても過言ではありません。ただひたすらのんびりしたい人にぴったりの島です。数は少ないのですが外国人観光客もいるため、バンガローやレストランでは英語メニューもありますし、英語も通じるのでご安心ください。

「日帰りではもったいない!もっとのんびりしたい!」という人は1~2泊宿泊してもよいでしょう。中級クラスのバンガローでしたら1500バーツ(約4900円)前後で見つけることができます。ネットで事前予約することもできますし、島への船が出ている船着場でもバンガロー予約が可能です。

代表的なアクセス方法は2つ。1つは東バスターミナルからバンペー行きの中距離バスに乗り、船着場(バンペー)まで行き、そこからサメット島行きの船に乗る方法。東バスターミナルは市内中心部のスクンビットにあるため、他のバスターミナルに比べてアクセスもよく、英語の話せるスタッフも多いのが特徴です。

もう1つはパタヤ同様、タクシーを利用する方法です。料金の相場は1800バーツ(約5900円)から2000バーツ(約6600円)と若干割高感はありますが、荷物の心配も無く、好きなときに止まって休憩できるのでラクに行きたい人におすすめです。

砂浜に寝転がりながらビール片手に読書、という過ごし方がぴったりのサメット島。タイに来たからにはキレイな海が観たいという人は是非訪れてみてくださいね。

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