福博って、本当に祭り好き!! 年中催し物がいっぱい
7月1日から始まる博多祗園山笠。博多が一年で最も熱くなる時期です。 |
簡単にどんたくと山笠の起源について触れておくと、どんたくは博多松囃子を母体として形成·発展してきたもので、博多松囃子は1179年(治承3年)に病没した平重盛に博多の者が恩を謝すため始まったと伝えられる、と貝原益軒の『筑前国続風土記』には記されています。また元日節会が平安時代に地方に伝わり、博多の人々がそれを発展させたのが始まりとも言われていますが確かな起源は定かではありません。室町時代の松囃子の習慣が博多にも伝播したのが始まりとも考えられています。
一方山笠は、鎌倉時代の1241年(仁治2年)に博多で疫病が流行した際、承天寺の開祖であり当時の住職であった聖一国師が町民に担がれた木製の施餓鬼棚に乗り、水を撒きながら町を清めてまわり疫病退散を祈祷したことを発祥とするのが通説となっています。
ともに750年以上の歴史があり、今では福岡だけではなく全国からこの2つの祭りを観にくる方も多いほど。当然、この時期には多くの観光客が来福。そんな賑やかな祭りである博多三大祭り以外の楽しい行事をご紹介します。気になる行事があれば是非お越しください。
毎年ゴールデンウィークの3日・4日に開催される博多どんたく港祭り。この時期、全国一の人出で天神周辺は人でいっぱい。 |
3日:筥崎宮玉せせり(玉取祭)
8日:十日恵比須神社正月大祭(~11日)
11日:聖一国師報賽式(仏教僧が神社にお参りに来る全国的にも珍しい)
【3月】
上旬:曲水の宴(太宰府天満宮)
【5月】
3日:博多どんたく港祭り(~4日)
【7月】
1日:博多祗園山笠(~15日)
【8月】
1日:大濠花火大会
【9月】
1日:アジアマンス(~30日)
12日:放生会(~18日)
21日:太宰府天満宮 神幸式大祭(~25日)
【10月】
上旬:中洲祭り
上旬:MUSIC CITY TENJIN
23日:博多おくんち(櫛田神社)
【11月】
1日:柳川・白秋祭(~3日)
9月に開催されるアジアマンス。福岡はアジアを近く強く感じれる場所。 |
10月、天神は音楽が溢れ、熱いビートが響きます。 |
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