福岡市東区にある箱崎宮では、毎年9月に「放生会(ほうじょうや)」なる秋祭りが開催されます。期間は12日~18日の7日間。約700店の露店や見世物小屋などが立ち並び、連日夜遅くまで多くの人たちで賑わっています。今回はそんな放生会をご紹介いたします。



放生会の最大の楽しみは、やっぱり露店!!

連日、夜遅くまで多くの参拝客で賑わう参道。
毎年9月に入ると福博の街では、箱崎宮で開催される放生会を楽しみにする方々が多くいます。山笠と並んで人気の秋祭りの放生会。それもそのはず、箱崎宮の参道や広場には約700店の露店や見世物小屋などが立ち並び、多くの参拝客が入り乱れ、連日夜遅くまで大変な活況となるからです。

露店定番のお面や焼き鳥、イカ焼き、たこ焼きはもちろんのこと、参道横にある広場にはお化け屋敷やへび女の見世物小屋があったり、うなぎや金魚、緑亀すくいがあれば、的当て、射的などの娯楽系露店が目白押し。トルコ・台湾・メキシコなど各国の料理が買える露店などもあり、何を買おうか、どこで遊ぼうかと目移りしてしまうほど多種多様な露店がいっぱい。


参道横の広場にある、お化け屋敷。夜行くのをオススメします。
面白いところでは、アクセサリー、カバン、植木道具に茶碗、盆栽、そして手相などの占いの露店もあるのです。子供からご年配の方々まで幅広い年齢層が楽しめる、一大娯楽系の秋祭りです。




放生会って一体なんの祭りなの?

福岡市内に貼られている放生会のポスター。
さて、そんな放生会とは、万物の生命を慈しみ、殺傷を戒める神事。つまり、生きとし往けるものを供養すること。また同時に実りの秋を迎え海の幸、山の幸に感謝するとともに、商売繁盛や交通安全を祈ります。全国でも同じような祭りは行われているようですが、箱崎宮の放生会が規模などでは群を抜いており、秋祭りとしては九州最大の祭りなのです。


鳩みくじ
また参道から鳥居をくぐり、本殿左手前には鳩みくじ(¥300/回)なるものがあり、旅行などの豪華景品が当たるチャンスもありますので、是非放生会に行った際は、運試しにクジを引いてみてはいかがでしょうか?

この放生会、歴史的にも古く、1000年前から続いているとの説もあり、博多の人たちの生活の一部として愛され続けた秋祭りです。放生会では、新しょうがが売られていますが、以前の箱崎宮の周りはしょうが畑がひろがっており、放生会の帰りにしょうがを購入していたなごりが現在まで残り、放生会で今なお売られているということです。また博多の呉服屋は、放生会で一年の半分の売上を上げていたというほど、着物が放生会で売れていた時代もあったそうです。
広場の露店の風景。
祭り期間中の参道。多くの参拝客で賑やかになります。
露店設置前の参道。露店が立ち並ぶと景色が一変します。




放生会ではバナナのたたき売りや、舞台での演技など様々なものを見ることが出来ます。今年も18日まで開催されていますので、箱崎宮に足を運び、童心にかえって秋祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか!? きっと楽しい時間を過ごせることでしょう!!


■箱崎宮
・所在地:福岡市東区箱崎1丁目22-1
・電話:092-641-7431
・アクセス:市営地下鉄2号線箱崎宮前駅
・地図:「Yahoo!地図情報」
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