ひと足早い冬を満喫しようと、北海道の十勝地方のサホロリゾートにある「クラブメッド・サホロ」へ行ってきました。クラブメッドというブランドに対して、これまでファミリーやカップルでの旅のスタイルという固定観念を抱いていたのですが、実際に訪れてみて180度と認識が変わりました。ひとり旅でもアクティブなリゾートステイを楽しみたい人には、うってつけの場所だったのです!
リノベーションされたばかりの客室にステイ
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サホロリゾートに立つ2つのホテルのうちのひとつ、「クラブメッド・サホロ」 |
「クラブメッド・サホロ」へは、とかち帯広空港からホテル送迎バスで約1時間30分の狩勝高原にあります。私が訪れたのは、ウィンターシーズンが幕を開ける11月下旬。すでに辺りは雪景色に包まれていました。
ホテルに到着すると、お揃いのTシャツに身を包んだ17ヶ国の若者たちが、手を振りながらにこやかに出迎えてくれました。彼らはG.Oというホテルスタッフ。フロント、ダイニング、バー、ショップ、スポーツインストラクターとして活躍する人たちです。一般的なホテルにありがちな堅苦しい挨拶ではなく、まるで「自分たちの我が家へようこそ」と迎え入れてくれるようなフレンドリーな温かさに、緊張した心が一気に緩みました。彼らの存在は、クラブメッドにひとりで滞在する上で、とても心強い存在になるのでした。
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スーペリアトリプルルームは総客室数のなかで最も多い114部屋 |
「クラブメッド」の宿泊スタイルはとてもユニークなもの。「オールインクルーシブ」システムといって、何から何までプランに含まれているのです。航空運賃、宿泊費はもちろんのこと、滞在中の全食事、昼・夕食時のワインやビール、バーでのドリンクや軽食(一部を除く)。飲食だけにとどまらず、豊富な種類のスポーツプログラムやレッスン、毎晩行われるエンターティンメントショーまで、すべて無料で参加できるのです。もちろん客室の冷蔵庫のドリンク類もすべてフリー。食事やお金の心配から解放されて、心の底からバカンスを楽しめる環境が整っているのです。
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客室のアメニティ女性に人気のロクシタンです |
案内された客室はスーペリアトリプルルーム。フランス人デザイナー、デルフィン・レオン氏によってデザインされた客室で、暖かみのある赤を基調に随所にアイヌのモチーフである木彫りが施されていて落ち着く空間です。
しばらく寛いでいるとディナータイムになり、早速メインダイニングへと急ぎました。ひとりでの食事は少々不安だったのですが、結果的にとても楽しいひとときが過ごせました。詳しくは
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