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下呂温泉の老舗宿でのんびりシングルステイ(2ページ目)

下呂温泉でシングルプランのある宿を見つけました。夕食は3種類から選べるという選択肢の広さ。オープンキッチンでの和洋会席に飛騨の旬の会席料理、イタリアンのフルコースとひとりには贅沢すぎるほどの内容です。

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド


それぞれに趣の異なる3館のお風呂を湯めぐり

女性用野天
山水閣1階にあるの女性用野天風呂
水明館は山水閣、飛泉閣、臨川閣の3館それぞれに大浴場があり、その館に宿泊しても、24時間3ヶ所すべてを利用することができます。シングル向けの洋室は別ですが、山水閣、飛泉閣(特別室のみ)、臨川閣、青嵐閣の客室のお風呂にも温泉が引き込まれているほど、湯量が豊富な宿なのです。

展望大浴場
飛泉閣にある展望大浴場
まずは山水閣の野天風呂と内風呂へ。女性用野天風呂は黒御影石造り。星空を仰ぐ夜の湯浴みが気持ちのよいものです。次は飛泉9階の大展望風呂。こちらは広々とした御影石の浴槽で、一面ガラス張りの窓から下呂温泉の街並みや飛騨の山々を一望できます。特に温泉街の夜景が眼下にきらめく夜に入りたいもの。

下留の湯
臨川閣の「下留の湯」は檜の香が心地いい
臨川閣3階には天井、壁、柱に檜を多用した「下留の湯」があります。檜の香漂う空間に、多彩な湯船が並び、順々に浸かる楽しさがあります。窓の外には日本庭園が広がります。

全く趣の異なる3ヶ所のお風呂を、時間を気にすることなく24時間浸かれるなんて、何という幸せでしょう。しかも先日ご紹介したように、日本三名泉のひとつ下呂温泉。pH9.3のアルカリ性単純温泉で、入るごとに自然の石鹸効果で肌がツルツルになっていくのです! 滞在中に何度も浸かって、ぜひ美肌を手に入れたいものですね!

翌日のチェックアウトは12時。遅くまで寝坊するのもいいけれど、せっかくなら館内で有意義に過ごしたいもの。次ページで詳しくご紹介します!
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