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ひとり静かに桜を愛でる、春のホテルステイ(2ページ目)

いよいよ東京にもお花見シーズンが到来! 大勢で楽しむのもいいですが、桜の美しさをじっくり堪能するなら都内のホテルプランを利用してはいかがでしょう? 周辺には隠れた桜の名所もあるので、ぜひ足を延ばして。

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド


ホテルから徒歩圏内に、3つもお花見スポットが!

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大隈庭園に咲くソメイヨシノ。奥に見えるのがホテルの外観です
まず、最もホテルから近い桜スポットといえば、ホテルに隣接する「大隈庭園」の桜です。大隈庭園とは旧松平讃岐守下屋敷庭園で、その後、早稲田大学の創設者・大隈重信の別邸となり、文人風に改修された庭園です。

1万坪の広大な敷地内には、四季折々の花木が植えられ、春は桜が見頃になります。4月中旬以降の月・火・木・金曜の11~16時なら、ホテルの1階ロビーから庭園内に入ることができるので、庭園を散策しながらのお花見も可能です。

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神田川の両脇に咲き誇る桜並木。枝ぶりがよく川面に向かって枝がせり出しています

さらに、ホテルのエントランスに面した新目白通りを越えると神田川に出るのですが、神田川沿いの桜並木も必見です。江戸川橋から高田馬場にかけての約2kmに渡って、川の両脇に桜並木が連なり、満開の時期の美しさは圧巻です。夜桜見物のお客さんで夜は賑やかですが、早朝は静けさに包まれるので、ウォーキングを兼ねてお散歩すると気持ちいいでしょう。

神田川を少し右に逸れたところにある「新江戸川公園」も、知る人ぞ知る隠れた桜の名所です。こちらは江戸末期に造られた、熊本藩主細川家下屋敷の庭園をそのまま生かした、回遊式泉水庭園。目白台台地が神田川に向かって傾斜しているので、変化に富んだ景観が楽しめる上、中央の池に映りこむ桜が情緒たっぷり。無料で入園できるのがうれしい限りです。


「新江戸川公園」
・住所:東京都文京区目白台1-1-22
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:03-5803-1252(文京区みどり公園課)
・開園時間:9:00~17:00
・入園料:無料
・交通:東京メトロ有楽町線江戸川橋駅1b出口から徒歩15分、都電早稲田駅から徒歩7分

いかがでしたか? ホテルを起点にひとり楽しむ、東京のお花見。館内のバーで桜のカクテルを楽しんだり、カフェで桜スイーツを味わうこともできるので、桜三昧を楽しむのも良さそうですね。
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