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日間賀島でイルカとふれあい体験(2ページ目)

名古屋から1時間の離島・日間賀島の初夏の風物詩、イルカふれ合い体験。自然の海で泳ぐ元気いっぱいのイルカたちにタッチしたり、エサをあげたり。水族館とはひと味違ったネイチャー体験でイルカと友だちになろう!

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

合図に合わせて歌や拍手もしてくれるふれ合いビーチ

もっとイルカと仲良くなりたい!という人はふれ合いビーチを。こちらは、海の中に入ってイルカとふれ合えるプログラムです。

ふれあいビーチ
初めてさわるイルカのお肌の感触は?

腰までつかるくらいの浅瀬に入り、飼育員が笛で合図するとイルカがゆっくりこちらに向かってきます。十分近づいてきたところで、そ~っとタッチ。初めてふれるイルカの肌は、すべすべつるつるだけど固い、不思議な感触です。

お歌
顔を出してお歌も唄ってくれる
続いては、サインを送ってコミュニケーション。パンパン!と2拍子で手を叩くと、海面からひょっこり顔を出し、鳴き声を上げます。

「ぐわッぐわッぐわッ!」

アヒルの鳴き声をもっと野太くしたような、意外にも迫力のある声。「キューキュー」「ピーピー」というかわいらしい声をイメージしていたのにちょっとびっくり。ちなみに、鳴く時に口を開けていますが、実際には頭の上にある鼻の穴(呼吸孔)から音を出しているそうです。

拍手
自分の合図に合わせて前ビレをバタバタ。これはうれしい!
お次は、大きく両手を開いてパンパンパン!と3回手を鳴らします。すると、くるりと反転して背泳ぎの格好になり、前ビレをバタバタして拍手! う~ん、かわいい!! こちらから出した合図にイルカが反応してくれる、大げさですが心が通い合ったように感じられる一瞬です。

海の中でのコミュニケーションでイルカがより身近な存在に

「イルカを驚かせないよう、優しくさわってあげるのが上手にふれ合うためのポイント」とドルフィンキーパーの広瀬法世さん。「イルカたちにとっても、人とのふれ合いは遊びの一種。楽しいと感じてくれれば、エサを与えなくても寄ってきてくれたり、合図に応えてくれるんです」。
ふれ合いビーチ
一列に並んで迎えてあげるとイルカも安心して近づいて来てくれる


こうしたイルカとのコミュニケーションは、ドルフィンセラピーとして人間のメンタルケアにも効果があると認められているそう。日間賀島でも、発達療育のプログラムなども用意して希望者を受け入れているそうです。

イルカとの海でのふれ合いは、彼らをより身近な存在として感じさせてくれます。海の中で、しかも自分よりも大きな生き物と接することは、普段めったに得られないチャンス。動物の見方、生き物との接し方に新しい視点が加わるはずです。動物の好きな人やファミリーに、特におすすめしたいネイチャー体験です。

日間賀島感動体験プログラム 「イルカと一緒に冒険だ!」(日間賀島観光協会HP)
・TEL:0569・68・3055
・場所:日間賀島サンセットビーチ
・アクセス:電車の場合、名鉄新名古屋駅から河和駅まで約45分。駅から徒歩5分の河和港から高速船で日間賀島まで約20分。車の場合、名古屋市内から名古屋高速・知多半島道路・南知多道路で師崎港まで約1時間。高速船で日間賀島まで約10分。サンセットビーチは日間賀島西港からすぐ。

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