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旭山にも負けない!日本モンキーセンター(2ページ目)

今や大人気の北海道・旭山動物園。だが、愛知県・犬山の日本モンキーセンターだって負けちゃいない。ワオキツネザルが目の前を飛び回り、クモザルが頭上を駆け巡る!サル研究最高峰施設ならではの生態展示を見よ!

大竹 敏之

大竹 敏之

名古屋 ガイド

名古屋めしと中日ドラゴンズをこよなく愛する名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞、Webなどに名古屋情報を発信。著書は『名古屋の喫茶店完全版』『名古屋の酒場』『なごやじまん』など。コンクリート仏師・浅野祥雲の研究をライフワークとし作品の修復ボランティア活動も主宰する

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ワオキツネザルが跳びはねまくるWAOランド

もうひとつ、園内でバツグンの人気を誇るのが、2005年3月に完成したWAOランドです。
ワオキツネザルがうじゃうじゃ・WAOランド
WAOランドにはワオキツネザル約20頭が放し飼い


ここの主役はワオキツネザル。マダカスガル島にだけ生息し、白黒ツートンのエリマキのようなリッパなシッポが特徴的。広さ約1000平方mの島の中で約20頭が放し飼いにされています。名前にはキツネとつきますが、顔つきはネコのようでもあり、時折「ミャー」とネコに似た声で鳴くのだとか。彼らはリスザル同様に水が苦手なので、島を濠で囲んであるだけで、檻がなくても逃げ出さないそうです。

ワオキツネザルが鈴なり・WAOランド
目の前に、頭の上に、ワオキツネザルが!
中へ入るとまさにそこはサルの楽園。柵の上によっこらしょと腰かけているもの、木の枝にぶら下がるもの、さらにそのシッポにぶら下がるもの、そして枝から枝へジャンプするもの。中には、人間の頭を踏み台にしてぴょんぴょん飛び跳ねていくものまで。人間を怖がりもしないのですが、興味津々で近づいてくるものもいれば、まるで木の枝か何かと同じモノ扱いにするものも。こちらから直接ふれることはできないのですが、つかず離れずの関係を保ちながら、ワオキツネザル本来の表情や行動を見せてくれるのです。

好奇心満々のワオキツネザルの子ども
ワオキツネザルは人間への警戒心ゼロ。目の前にどんどん寄ってくる
WAOランドの中に入れるのは土日およびお盆・GWなどの特定日のみ。これは、ワオキツネザルが人間に慣れてしまわないようにという配慮から。1週間たてば人間のことをきれいさっぱり忘れてしまうため、ペットになってしまうことなく、野生と同様の反応を示してくれるのだそうです。

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