アザラシやウミガメと友だちになれる
ほのぼのふれあい体験を
そろそろ夏本番。これからのシーズンに出かけたい、爽やかに過ごせる水族館を紹介します。南知多ビーチランドの「ウミガメにタッチ」 |
名古屋近辺には、名古屋港水族館や鳥羽水族館といった日本を代表するスケールの水族館もあるのですが、今回はあえて小さくてもキラリと光る個性を持った施設をピックアップ。愛知県美浜町の「南知多ビーチランド」、そして三重県伊勢市の「二見シーパラダイス」です。両者の共通点は、海の生き物とのふれあい体験ができること。ゾウアザラシやペンギン、イルカ、ウミガメなどなど。子どもたちと一緒に、彼らと友だちになれる、ファミリーや動物好きにはうってつけのアクアリウムなのです。
アザラシやイルカにタッチできる南知多ビーチランド
全種類とふれ合いたいなら平日午後を狙え!
モーレツな勢いでエサをねだるペンギンたち |
園内中央のふれあいゾーンで開かれる「ふれあいカーニバル」は毎日午前と午後の2回(タイムテーブル)。イルカ、ウミガメ、アザラシとのタッチ、ペンギンのエサやりが体験できます。つるんとして意外と固いバンドウイルカのヒレ、ぷよぷよ感が気持ちいいゴマフアザラシ、抱っこまでできるウミガメの赤ちゃん、飛びつかんばかりの勢いで群れ集まってくるペンギン。さらに、園内を散歩するアシカにさわることもOK。どれも、生きものたちとの距離が縮まる貴重なひとときを過ごせます。
筆者もアザラシのミューちゃんと一緒にハイ、チーズ! |
この他、ペリカンやウミガメのエサやり(有料)、セイウチとの記念撮影(1日1回・先着約50組。自分のカメラで撮影)、ヤドカリやナマコ、ウニなどの磯の生物といつでもふれあえるタッチング水槽といった催し、スペースも用意されています。
イルカ・アシカショーでもふれあいのチャンスあり
見事なジャンプで魅せる迫力満点のイルカショー |
メインイベントのイルカショーにもチャンスがあります。観客席から希望者5人がステージの上に上がって、イルカとゴンドウクジラと握手ができるんです。ラッキーな5人はショーが始まる際に飼育員のお姉さんが指名するので、思いっきり元気にアピールしてみてください。
今年3月には「南知多おもちゃ王国」が併設オープン。こちらも子どもたちに大人気 |
また、土日祝日には先着25名限定(300円)で「水族館裏側ウォッチング」を開催。普段はスタッフしか足を踏み入れられないバックヤードに入ることができ、エサ代はいくら?どこから買ってるの?などの裏話を交えながら、飼育中の生き物などを見ることができ、さらにエサやりもできるのです。
水槽ごしに眺めるだけじゃなく、間近でさわって、コミュニケートできる南知多ビーチランド。海の生きものたちへの関心、興味をよりいっそう深めることができるハズです。(※注)季節や動物の体調等によりイベントの内容が変更になる場合があります。
■ 南知多ビーチランド
・ 住所:愛知県知多郡美浜町奥田428-1
・ アクセス:電車=名鉄知多新線知多奥田駅から徒歩15分、車=南知多道路美浜ICから約10分
・ TEL:0569-87-2000
・ 営業時間:9時半~17時(11月16日~3月15日は10時~16時半)
・ 休園日:夏期無休(12~2月は水曜日、その他休園期間あり)
・ 料金:大人(高校生以上)1500円、小人(3歳以上)800円
・ 地図:Yahoo地図情報
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