名古屋は珍スポットの宝庫!五色園はその最古スポット!!

名古屋を中心とする東海地方が「珍スポットの宝庫」と好事家の間で称されているのをご存知でしょうか? 個性的な郷土料理に事欠かないように、観光施設もまた、他に類を見ない変わりダネに枚挙に暇がないのです。

その代表的な1件として、私が自信を持って推挙するのが、名古屋のお隣、愛知県日進市の「五色園」です。ここはそもそも大安寺というお寺なのですが、「宗教ランド」なる異名も持ち、その名が示す通りレジャーランド感覚で宗教に親しむことができるというありがた~いスポットなのです。

実物大のお坊さんのコンクリート像が100体以上!

五色園
広い園内に、実物大のお坊さんの人形が無数に立ち(座り?)並ぶ。
五色園の主役となるのが、園内のいたるところに立ちつくす100体以上にもおよぶコンクリート製の人形たちです。緑豊かなのどかな公園だと思って入っていくと、突如2m近いお坊さんの人形たちがぬぅ~っと立ってたり座禅を組んでたりするんですから、そりゃドギモをぬかれるの何のって……!

お坊さんの他にも山伏あり町娘ありお侍さんあり。その一体一体が個性豊かな表情&ポージングを青空の下で無言で決めてるワケです。シュール、という言葉の意味をここで初めてリアルに実感できるという人も、少なくないことでしょう。

五色園・南無阿弥陀仏
人形は完成後70年以上たつが、時々ちゃんとお色直ししている。
人形たちが作られたのは何と昭和9年(!)。親鸞聖人にまつわるエピソードのシーンを実物大(よりちょっとデカい)の人形を使ってジオラマ風に再現しようというコンセプトから作られたそうです。

私はもう何度も現地を訪れているのですが、最近行った際も、お寺の裏や雑木林の中で、初めて見る人形を何体も発見しました。「おぉっ、まだあったのか!? 」と喜んだのと同時に、この人形パークの奥の深さにあらためて感嘆しました。

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