ナンバースクールとは?
関東で、かつて旧制中学時代に一中や二中と呼ばれた学校とは? |
名門校と呼ばれる高校の中には、かつて旧制中学時代に一中や二中と呼ばれた学校があります。それが「ナンバースクール」です。
■旧制一中リスト
東京:日比谷高校
神奈川:希望ヶ丘高校
千葉:県立千葉高校
埼玉:県立浦和高校
茨城:水戸第一高校
栃木:宇都宮高校
群馬:県立前橋高校
山梨:甲府第一高校
今回はそのナンバースクールの中でも、栄えある「一中」と呼ばれた名門高校を中心に紹介していきます。
日比谷高校(東京)
東京府第一中学と呼ばれた日比谷高校。かつては多くの東大合格者を輩出した名門校も、私立の中高一貫校の台頭で東大合格者数は激減。しかし、2007年の「東大合格者数ランキング」では20位にランクインするなど近年復活の兆しも見えます。2008年の主な大学の合格実績は、東京大学13名、京都大学4名、慶應義塾大学96名、上智大学49名、早稲田大学102名。
2001年から東京都教育委員会より進学重点校の指定を受け、また2007年からは文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け様々な教育改革を実施するなど、私立の中高一貫校にもひけをとらない教育水準を維持しています。
他のナンバースクールは、立川高校(二中)、両国高校(三中)、戸山高校(四中)、小石川高校(五中)、新宿高校(六中)、墨田川高校(七中)、小山台高校(八中)、北園高校(九中)、西高校(十中)など。