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驚異! 噂のインド式数学とは?(2ページ目)

「インドでは20×20までの九九がある」といううわさを耳にしたことがありませんか。インド式数学では、3けた同士のかけ算さえも暗算でできてしまうのだとか。今うわさの“インド式数学”に迫ります。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

インド式なら「4けたのひき算」も暗算でできる!

では、インド式ではどうでしょうか。まず、5671からひけて1725をひいても大丈夫なキリの良い数字(2000~5000の間でキリの良い数字)を間に挟んで計算します。ここでは「2000」というキリの良い数字を間に挟んでみましょう。

5671-1725
=5671-2000+2000-1725
=(5671-2000)+(2000-1725)
=3671+275
=3946

ちょっと計算の量は増えますが、それでも繰り下がりのあるひき算はありません。ひき算の計算のはずなのに、最後はたし算を使う。インド式数学ってなんだか不思議ですね。

「65×65」も暗算でできる

「15×15」は225、「25×25」は625、「35×35」は1225、では「65×65」は?

実はこれらのかけ算は、すべて暗算で解くことができます。
乗法公式を使えば、難しいかけ算も簡単にできる
乗法公式を使えば、難しいかけ算も簡単にできる

ずばり簡単に説明すると、「65」の十の位の「6」を6に1をたした数「7」とかけて42、そこへ一の位の「5」同士をかけた25を横につけて「4225」とします。

これは、中学3年生で習う乗法公式を使った計算方法なのです。この計算方法は、「27×23=621」のような十の位の数が同じで一の位の和が10になる2けた同士のかけ算で使うことが可能です。

>>次は、どんな計算でも工夫が大切!>>
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