その勉強の仕方は間違っている!
ノートにただひたすら英単語を書いて覚える学習法、実は間違っているのです |
「読み方がわからない単語には、カタカナで読みを書いている」「ノートにただひたすら英単語を書いて覚えている」などなど。でも、その学習法、実は間違っているのです。学習法の中には、ほとんど効果のない学習法と、ちょっと工夫すれば絶大な効果が期待できるそんな学習法もあります。ここでは、英語が必ず身につく「効果のある英語学習法」としてフォニックスを紹介します。
何はともあれ「フォニックス(=音、読みのルール)」
フォニックスを知っていれば、全ての単語が読めるようになるというわけではありませんが、それでも8割ぐらいの単語は読めるようになるといわれています。英語には、読み(音)とつづりの間にある一定のルール(法則)があります。例えば、切るという意味のcut(カット)、「u」の部分は「ユー」と発音せず、「ア」と発音します。だから「c(ク)+u(ア)+t(トゥ)=カット」となります。思えばunder(アンダー)もumbrella(アンブレラ)も、「u」の部分を「ユー」とは読まず、ちゃんと「ア」と発音していますね。
でも、cutの語尾に「e」がついてcuteになると、今度は「u」の部分は「ユー」という発音になります。だから「キュート」と発音するのです。
同じ「u」でも「ア」と発音したり「ユー」と発音したり、そう、これがフォニックスなのです。
AllAboutをフォニックスで読むと……
AllAboutも、Al(オー)、l(ル)、A(ア)、b(ブ)、ou(アウ)、t(トゥ)がくっついて「オールアバウト」になるのです。ouの部分は、「オウ」と発音せず「アウ」と発音する。ここがフォニックスのちょっと難しいところ。ourやhouseも、ouの部分は「アウ」と発音します。このように「そういう読み方をする時もあるんだな」と知っておくだけでも十分です。
こうした基本ルールを知っていれば、知らない単語でも推測して読むことができ、しかも、つづりまでばっちり覚えられるのです。