日本女子大学附属
日本女子大学附属の場合、内部推薦進学率78.7%。家政学部への進学が178名と一番多い。併設大学への推薦条件は一定の成績以上であれば卒業生全員が進学できる。しかし、希望の学部・学科とは限らない。普段の成績と実力テストで決定。被推薦権を保留して他大学の受験が可能(日本女子大学にない8学部:医・薬・看護・獣医・体育・芸術・法・歯学部のみ)。■日本女子大学
家政178 文53 人間19 理39 合計289名
卒業生367名 進学率78.7%
総括
付属校によって内部推薦進学率の数字が大幅に違ってきます。慶應の経済学部や学習院の法学部など、看板学部への内部推薦進学実績者は多い傾向にあります。近年では併設大学への内部進学率が全体に低下しています。青山学院(79.9%)や学習院(53.2%)などをはじめ、多くの附属学校で他大学受験をする生徒が増えており、成績上位層は早慶上智や国公立大、医学部などへ進学しているのが現状です。
こうしたなか、成蹊のように被推薦権を持ちながら他大学を受験できる制度を設けるなど、難関大学への大学合格実績を上げる方に舵を切る学校が増えています。一方、日本女子大学附属ではそうした併願制度を設けながらも、約80%と高い水準で内部推薦進学者を輩出しています。
付属校の方針を見極めて、わが子に合った学校選びをぜひ考えてください。
次回は日大一、日大二、日大三、日大豊山、日大豊山女子、日大(日吉)、千葉日大、佐野日大、法政大、法政二、明治学院、明大明治、明大中野、明大中野八王子、立教池袋、立教新座、立教女学院、香蘭、早稲田、早稲田実業の内部推薦進学率を徹底研究します。
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