家事/エコ家事の方法

卵を使わない揚げ物でロハスな食卓

アレルギーやコレステロールにも安心な卵・専用粉が要らない揚げ物の作り方のご紹介です。フライパンに1cmの油でもカリッとサクッと揚がるので、廃油が少なく環境にも優しいです!

執筆者:立石 絹子


鰯のフライとチクワの磯辺揚げ、溶き小麦粉で一緒に出来ちゃいます。
環境ももちろん気になるけれど、それより自分や家族の健康も大事、というロハス思考の人も増えているのではと思います。環境や周りの全てのものに慈しみを持つには、まず健やかな体が必要です。

健やかな体を作るためには、食事がとっても重要です。

暑いな~カッタルイ~今日はお惣菜のコロッケでいっか!という日もアリだと思いますが(ガイドもそういうことあります~!)、時間が経って油が酸化したお惣菜は、危険がいっぱいですよ~!

卵アレルギーのお子さんにも食べさせることが出来て、アレルギーの子だけ別メニュー、ということなく、皆で同じものが食べられます!コレステロールや中性脂肪、肥満などの生活習慣病が気になる方にも最適です。動物性製品の除去をしているベジタリアンにもオススメします。

卵も専用の粉も要らず、薄力粉だけでサクッとカリッと美味しくて、愛情たっぷりのロハス揚げ物の作り方をご紹介します~!

基本は「溶き小麦粉」!

揚げ物を食べた後に胃モタレしたり胸焼けしたりするのは、卵のせいかもしれません。揚げ物がどうもカラッと揚がらない、というのも卵のせいかも。卵は「つなぎ」のために揚げ物には必須、というような既成概念があるようですが、卵がなくても揚げ物は美味しく作れますよ。

作り方は至って簡単、薄力粉を水で溶くだけ…。この水溶き小麦粉の濃さによって、揚がり具合が違ってきます。

分量などは特に見なくても、ボウルに入れた小麦粉に、泡だて器で混ぜながら水を足していくだけでいいのです。

溶いた感じがボテッとした感じだと、厚めに衣が付き、サラッとした感じだとシャリッとした歯触りに揚がります。

海老などの厚めに衣が欲しい食材の場合は濃い目に、シソなど薄く衣を付けたいときは薄めに作ると良いと思います。

卵と違って溶き小麦粉の場合、均一に衣が付くし、サクッとカリッと揚がります。

揚げ物は「揚げ焼き」で十分!

揚げ焼きなら油っぽくならないし、節約にもなりますよ!
天ぷら屋さんなどの調理の映像などを見ると、大量の油の中にスルッと滑り込ませて、裏返すことなく揚げるのが手法のようですが、家庭の揚げ物は、「揚げ焼き」で十分です。

卵を使っていないからか、この溶き小麦粉の揚げ物は、フライパンに1センチの油を入れて揚げ、ちゃんとサックリ揚がったのを確認してからひっくり返せば、サックリ揚がりますよ~!

油を大量に使わないので、廃油のゴミも減って環境のためになるし、後処理も簡単です。「揚げ焼き」の場合、食材への油の吸い込みも多少減るので、カロリーやコレステロールを気にする方にも最適です。



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