普段私たちが何気なく使っている石けんは、生活に深く浸透していますが、石けんの歴史はとても古く、紀元前2500年前にさかのぼります。5千年近く人類に親しまれてきた石けんは、体への安全性はもちろんのこと、環境への安全性も保証されています。

ナチュラルクリーニングでもすごい効果を発揮する石けんですが、やっぱりお風呂で使うと気持ちいい!体だけじゃなく顔もふわふわの泡で洗い上げると、スッキリします。

今回は、石けんの良さ、選び方、洗顔方法、保存方法などをご紹介します。

石けんを選ぶのはなぜ?


海を汚さないエコな生活は、心も身体にも優しい。
純石けんと呼ばれるものは天然の界面活性剤で出来ています。排水に流れると24時間程度で水と二酸化炭素に自然分解し、石けんカスは微生物が食べてくれます。
生分解率(=自然に分解されて海や川に流れても害がなくなる率)100%で、環境へのリスクが最大限に回避できます。
「どれだけ環境に良くても、石けんって皮脂を落としすぎて、肌がつっぱったり乾燥したりするから嫌」という方もいらっしゃるかと思いますが、肌がつっぱる、乾燥してしまうことの発端は、外から保湿されることにお肌が慣れてしまっているから、ということも考えられます。

毎日純石けんで洗顔していると、化粧水のあとゲルやクリームをつけなくてもつっぱったり乾燥したりせず、皮脂が適度に出るようになり、シンプルなお手入れで済むようになります。

石けんの種類と選び方


購入前に商品の成分表を見るクセをつけましょう!
オススメするのは「無添加」で「純石けん」である石けんです。「石けん素地」「カリ石ケン素地」などと書かれているのが純石けんに該当します。
オリーブオイルから高配合に作られている石けんなどは素材そのものが成分表に表記されている場合があります(塩化Na、エチドロ酸4Naなど。)
無添加というのは、保存料や防腐剤などの成分が含まれていないものを指します。

もしドラッグストアなどで選ぶ場合は、「無添加」の「純石けん」であり、「釜炊き」との表記があればベスト!

よく見かける安価な石けんは「中和法」という合理性を重視した製法で作られているため、グリセリンなど保湿効果のある成分を製造の際に取り除いてしまっており、お肌がつっぱったり乾燥したりするのです。

「釜炊き」は「ホットプロセス」といって高温で数日かけて炊き上げた石けんで、オリーブオイルなどを数ヶ月かけて低温でケン化させる「コールドプロセス」にはほんの少し劣りますがグリセリンが含まれており、価格も安価で1つ100円前後で買えるものもあります。

苛性ソーダなどがあれば自宅で手作りできる手作り石けんもオススメです。市販の手作り石けんも、自宅で手作りした石けんも、石けん発祥の頃から使われているコールドプロセス法でつくられるため、天然の油脂やグリセリンなどが多く含まれていて保湿効果に優れています。


次のページでは、実際の洗顔の方法、洗顔後のオススメの保湿方法、固形石けんの保存方法などをご紹介します。>次ページへ