ノートルダム大聖堂が弘前に!?
日本キリスト教団弘前教会。東北初のプロテスタント教会です(2003年3月撮影) |
弘前公園の追手門からお濠を反時計回りに歩いて、1本奥の道にあるのが日本キリスト教団弘前教会(Yahoo! 地図情報)。
ここは東北で初めてのプロテスタント教会「弘前公会」として、1906年(明治39年)に建てられました。フランス・パリのノートルダム大聖堂をモデルとして設計されているとのこと。教会というととんがり屋根のイメージが強いですが、こういう重厚な造りの教会も荘厳な雰囲気を醸し出しています。
弘前の景色がステンドグラスで描かれた教会
カトリック弘前教会。岩木山と弘前の街を描いたステンドグラスがあります(2003年3月撮影) |
教会の中には岩木山と弘前を描いたステンドグラスがあり、ゴシック様式の祭壇はオランダ・アムステルダムの教会から譲り受けたもの。
教会なので日曜日やミサや結婚式などの行事がない日であれば日中見学することは可能なので、ゆっくり見てみると良いでしょう。
赤レンガの教会で大正ロマンを感じる
日本聖公会 弘前昇天教会。赤いレンガで作られた建物が印象に残ります(2003年3月撮影) |
教会はバス通りから奥に入り、弘南(こうなん)鉄道 大鰐(おおわに)線 中央弘前駅のすぐ近くに静かにたたずんでいます。ここも日本キリスト教団カトリック教会と同じプロテスタント系の教会なのですが、イギリス国教会の流れをひいているとのこと。
建物は1921年(大正10年)に建てられたゴシック様式の建築。赤レンガを積み上げて作られているので他の教会とはひと味違った印象を受けますね。
さて洋館めぐりはこれで終えて、最後は弘前一番の名所、弘前城を歩いてみましょう。次ページに続きます。