初詣の後は、七福神巡りを楽しみましょう!

深川七福神巡り/冬木弁天堂

新年初めの風物詩の一つ、七福神巡り。
深川七福神を巡っている方々が、冬木弁天堂でお詣りの順番を待つ光景。
(2017年1月撮影)

あわただしい年末を過ごし、迎える新年。新年早々の行事と言えば初詣なのですが、今回のお正月は初詣の後に七福神巡りを楽しんでみませんか?

七福神巡りとは、大黒天、恵比寿神、毘沙門天、寿老神、福禄寿、布袋尊、弁財天の七つの神様を祀っている寺社をめぐってお参りすること。江戸時代から続いている風習なのだそうです。

七福神巡りができる所は日本各地に数多くあるのですが、その中から東京の下町の雰囲気がたっぷり残っている深川の七福神巡りをご紹介します。

 

富岡八幡宮から深川神明宮まで、7つの寺社を巡る深川七福神巡り

七福神巡りにおいて、七つの寺社をまわる順番というのは特に決まってはいませんが、寺社の位置関係を踏まえて歩きやすい順に巡る形が多いようです。

深川七福神巡りは、下町の情緒あふれる東京都江東区にて、門前仲町(もんぜんなかちょう)駅近くの富岡八幡宮から森下駅近くの深川神明宮まで7つの寺社を回ります。今回は富岡八幡宮から順にご紹介していきましょう。
富岡八幡宮

門前仲町駅から歩いてすぐの富岡八幡宮。
深川七福神巡りのスタート地点の一つです(2017年1月撮影)

富岡八幡宮Yahoo! 地図情報)は、江戸相撲発祥の地として横綱力士碑、大関力士碑が境内に建立されており、また江戸最大の八幡さまとして多くの方に親しまれているお宮です。まずは富岡八幡宮にお詣りしてから、七福神巡りを始めます。

 

最初に色紙や福笹を授かりましょう

社務所で七福神巡りの色紙や福笹を授かりましょう

七福神巡りを始めるにあたり、社務所で色紙または福笹を授かりましょう/恵比寿神(富岡八幡宮)(2017年1月撮影)

深川七福神巡りの楽しみの一つとして、それぞれの寺社で専用の色紙(B4サイズ)に御朱印を頂いたり、福笹に寺社のご尊像を模した鈴をかけていく鈴掛け七福神があります。最初にお詣りする寺社で色紙または福笹を授かってから七福神巡りを始めましょう。

色紙や福笹、御朱印、鈴は七福神がご開帳されている1月1日から15日まで(朝8時~夕方5時)にそれぞれの寺社にて授けて頂くことができます。

 

富岡八幡宮・恵比寿神から冬木弁天堂・弁財天へ

恵比寿神/富岡八幡宮

富岡八幡宮の境内の片隅に鎮座する恵比寿神。
3つある祠のうち、真ん中の祠にお詣りします(2017年1月撮影)

深川七福神巡り、最初にお詣りするのは富岡八幡宮の境内にある恵比寿神

富岡八幡宮の御本殿の左側、奥に歩いていくと小さな祠が3つ並んでいます。その中で真ん中の祠が恵比寿神です。航海安全、商売繁盛の神様ですね。

お詣りを済ませたら、社務所で御朱印入りの色紙または福笹を授けて頂き、2つ目の七福神へお詣りに伺います。
弁財天/冬木弁天堂

弁財天を祀る冬木弁天堂。
木場の材木商、冬木弥平次が建立したお堂です(2017年1月撮影)

富岡八幡宮を後にして、首都高速9号深川線の下をくぐり、まっすぐ歩きます。冬木交差点を右折して葛西橋通りを少し歩いた所にあるのが冬木弁天堂Yahoo! 地図情報)。

富岡八幡宮とは違って、とても小さなお寺です。ここはインドの神様で、七福神の中では唯一の女神である弁財天を祀ります。

冬木弁天堂は、江戸時代の木場の材木商、冬木弥平次が深川周辺に屋敷を建てる際に弁財天を安置するお堂を建てたのが始まりと言われています。お堂の周辺すべてが冬木家の屋敷だったことから、今でも冬木という地名が残っているとのこと。住所表記に注目して歩くのも楽しそうですね。

 

ここで七福神巡りはちょっと一休み。
閻魔(えんま)大王にお願いしてみませんか?

深川えんま堂

心行寺のすぐ近くにある深川えんま堂。
閻魔(えんま)大王を祀る珍しいお寺です。お賽銭の納め方もユニークです(2017年1月撮影)

冬木弁天堂の次は、葛西橋通りを歩いて心行寺へ向かいますが、途中にある深川一丁目交差点を曲がった所に面白いお寺があるので、ちょっと立ち寄ってみましょう。

お寺の名前は法乗院。別の名を深川えんま堂Yahoo! 地図情報)と言い、名前のとおり地獄の大王である閻魔(えんま)大王を祀るお寺です。

参拝の方法もユニークで、日本最大の閻魔大王座像が鎮座している前に賽銭箱があるのですが、お賽銭を納める口が19個に分かれています。1個ごとに「家内安全」や「ぼけ封じ」など目的別になっていて、お賽銭を納めると目的にあわせた説法が聞けるという不思議なお寺なのです。