名所・旧跡/関東の名所・旧跡

関東最大級ラベンダー畑と英国の城【群馬】

ラベンダー畑というと北海道を真っ先に思い出す方も多いはず。でも首都圏から手軽に出かけられる群馬県にラベンダー畑が一面に広がる玉原高原がありました!移築されたヨーロッパの古城とあわせて行ってみましょう。

村田 博之

執筆者:村田 博之

名所・旧跡ガイド

薄紫色の花をつけ、香りでも良く知られるラベンダー。ラベンダーが一面に広がる風景というと北海道の富良野周辺を真っ先に思い出す方も多いと思いますが、首都圏から手軽に出かけられる群馬県内に、ラベンダー畑が一面に広がるスポットがありました!

今回は、関東最大級のラベンダー畑が広がっている玉原(たんばら)高原と、沼田周辺の名所の一つであるロックハート城をご紹介しましょう。
※画像は2000年7月、2002年9月に撮影したものです。

関東最大級のラベンダー畑が広がる「たんばらラベンダーパーク」

たんばらラベンダーパーク
「たんぱらラベンダーパーク」の玄関。冬はスキー、夏はラベンダーでたくさんの人が訪れます。
玉原高原(Yahoo! 地図情報)は、群馬県北部にある武尊山の西南方向に広がる標高1,300mの高原です。

冬は「たんばらスキーパーク」として広大なゲレンデでのスキーやスノーボードを楽しめますが、このゲレンデが夏になるとラベンダー畑に大変身。「たんばらラベンダーパーク」として関東最大級と言われる5万株にも及ぶラベンダー畑を観賞することができます。

スキー場のゲレンデを利用しているので、ラベンダー畑はゆるやかな坂の途中に広がりますが、園内の半分くらいまではスキー場で使っているリフトが動いているので、リフトで登った後、ゆっくりラベンダーを見ながらハイキング気分で下りてくるのがいいですね。

「たんばらラベンダーパーク」のラベンダー
「たんばらラベンダーパーク」のラベンダー。例年7月中旬~8月中旬が見頃です。
標高が高いこともあって、「たんばらラベンダーパーク」のラベンダーが見頃になるのは毎年7月中旬から8月中旬。

ラベンダー以外にもあざやかな黄色の花をつける高山植物のニッコウキスゲや色とりどりの花を咲かせていて、園内にある彩りの丘に行くと6色の帯を楽しむことができます。

また園内の途中には、天候に恵まれれば谷川岳を望むことができる展望台があり、一番奥にはラベンダー畑全体を見下ろすことができる大展望台があります。一面に広がるラベンダー畑を見下ろすのはとても気持ちのいいものですよ。

さて、関東最大級のラベンダーを楽しんだ後はヨーロッパの古城を見に行きましょうか。「あれ、群馬県ですよね……?」と思った方、次のページを見て下さいね。
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