たくさんの洋風建築が残る門司港レトロ
明治生まれの旧門司税関。昭和初期まで使われていました。現在は休憩室や喫茶、展望室などになっています。 |
第一船だまりの周囲には洋風建築の他におみやげの購入や食事が出来るお店が集まった海峡プラザ、第一船だまりと海との間にかかるはね橋「ブルーウィングもじ」、イタリアの建築家がデザインした不思議な形の門司港ホテルなどもあり見どころがいっぱい。海の近くに寄れば対岸の本州・下関と関門橋を望むことができるなど、散策を楽しむには絶好のスポットです。
また門司港レトロ地区の中で異彩を放つ高層の建物は「門司港レトロハイマート」。建築家 黒川紀章氏設計のマンションです。この「門司港レトロハイマート」の最上階(31階)は展望台「門司港レトロ展望室」として有料で開放されており、ここから見下ろす門司港レトロ地区や関門海峡、関門橋の眺めは抜群です。
レンタサイクルで関門橋のそばへ
ノーフォーク広場から関門橋を眺める。対岸の本州がとても近くに見える場所です。 |
門司港レトロ地区からもその雄姿をはっきりと見ることができますが、門司港レトロ地区からは約1kmほどの距離なので時間があれば橋の近くまで行ってみましょう。歩いていくことももちろん可能ですが、門司港レトロ展望室の斜め向かいにあるレンタサイクルターミナル(JOYiNT門司港レトロ)で自転車を借りていくのが良いでしょう。ちなみにここの自転車は全部が電動アシスト付きの自転車なので体力に自信のない方でも大丈夫ですよ。ちゃんと電動アシストの使い方も教えてくれます。
関門橋の真下に近いノーフォーク広場までは、ごく一部を除きサイクリングロードが整備されています。ノーフォーク広場まで来ると関門橋がダイナミックに迎えてくれます。海の方に近づいて関門海峡を往来する船をじっくりと眺めるのも良いですし、時間が許せばノーフォーク広場のさらに先にある関門トンネル(人道)を使って対岸の本州に渡るなど、いろいろなバリエーションが楽しめますよ。
さて門司港レトロには、夜だけしか味わえないとっておきのお楽しみがあります。次ページにてご紹介します。