ホテル/関西のホテル

外資系ホテルで楽しむ「和のくつろぎ」

世界的なホテルチェーン「ヒルトン」。JR大阪駅前にあり、スマートな高層ホテルは都会的な雰囲気がムンムン。そんな空間の一角に「和のくつろぎ」があるんですね。いやはや驚きです。

執筆者:井村 日登美


御影石と木質を多様したバスルーム

外観
貴公子のようなホテルの外観。世界中の人が集まってくる。
ホテルのスイートは洋室に限らず・・で、和室も立派なスイートなのです。室数が少ないし、稼動も低いところからなかなかお目えすることが少ないのですが、東京の老舗ホテルなどは外国人のお客さまには好評とのこと。

だからというわけではないですが、市内ホテルでも外国人客の比率が高い「ヒルトン大阪」。同ホテルは2007年に和室のスイート3室を改装。和風バスルームを備え、3室のうち1室はベッドを入れた和洋折衷スイートとして生まれ変わりました。

1室の広さは平均約60平方メートル。ちょっとしたこぶりのマンションですね。バスルームは木質の壁に天然御影石を配した和風情緒たっぷりの内装で、ジェットスパや多機能シャワー、そしてテレビまで整備され、まさにレジャーゾーンと化したバスルーム。ゆったりどころか、入るのが楽しくなってしまうほど。

ベッドを入れた和洋折衷ルーム

客室
広々とした和室空間は洋室とは違うくつろぎをもたらす。日本人のDNAなのか。
そしてもう1つの特徴はベッドを入れた和室1室を作ったこと。昨今旅館で洋風化が進んでいますが、これはその逆。ベッドはもちろんロータイプで低めのベッド。床は竹の素材を用いたフローリングで、足触りのよいものを採用するほか、照明に和紙を採用するなど情緒たっぷりのお部屋になっています。

ヒルトンチェーンは地域文化をホテルにいかす会社で、同ホテルの窓には開業当初から障子がはめ込まれています。日本のホテルはカーテンだったのに・・。

和室スイートに宿泊する「和の寛ぎプラン」は07年9月30日まで販売。1室1泊7万円(税サ込み)。1人から4人まで宿泊できるので、グループや家族連れなどには最適かもしれません。JR大阪駅前のバリバリの外資系ホテルで「和のくつろぎ」とは、これほどの優越感ってないと思うけど・・。

■ヒルトン大阪
・所在地:大阪市北区梅田1丁目8-8
・交通アクセス:JR大阪駅前、地下鉄四ツ橋駅すぐ
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:06-6347-7111
・HP:ヒルトン大阪
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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