海に浮かぶホテル「飛鳥2」デビュー

貴婦人のような高貴な雰囲気漂う船体

大阪港に入港した飛鳥2。客室400室の約54％がベランダ付きという豪華さだ。

ここ数年、日本人も船旅を楽しむ方が増えてきたようです。このほど世界1周に行くクルーズ船の1つ、郵船クルーズの「飛鳥2」がデビュー。大阪港に入港した美しい姿を見てきました。

飛鳥2は以前欧米でラグジュアリーシップとして絶大な人気を誇った「クリスタル・ハーモニー」を改修し、日本船籍に仕上げたもの。総トン数は約５万トンで、全長241ｍ。白を基調にした船体はエレガンスで気位の高い貴婦人のような雰囲気を漂わせていました。

海に浮かぶ高級ホテル

ホテルのツインルーム並のスタンダードのステートルーム。

客船は海に浮かぶホテルといっても過言ではありません。それも高級リゾートホテルです。飛鳥2は客室400室、収容は720名。スタンダードなステートルームは広さ約18.4平方メートルで、ホテルのツインルームを少し狭くした感じです。定員は1室当たり2名というゆったりと設定しています。一般に客船の場合、1室3～4人が定員ですから、飛鳥2がいかにゆとりをもったラグジュアリーシップか、おわかりになるでしょう。

またレストランなどのパブリック施設も充実させています。クルーズは食事込みで販売しており、宴会場のようなダイニングレストランで提供することが多いですが、飛鳥2の場合はそのようなレストランのほかに、カフェやラウンジ、そして寿司店も備えられています。


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