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大人の社会見学6!大阪・舞洲工場(3ページ目)

大阪商工会議所主催「大阪産業観光ツアー」の最後を飾るのは大阪市環境局「舞洲工場」!まるでUSJのアトラクション?とかんちがいしそうなユニークな外観は一見の価値あり。その素晴らしい魅力に迫ります!

執筆者:陸奥 賢

まるで気分はロールプレイングゲーム?
子供心をくすぐる素晴らしい体験学習ミュージアム

ダンジョンのような内装ですが、子供たちには大人気とか。テンションがあがる気持ちはよくわかります。
さっそく建物の中に入ると、舞洲工場の職員の方が工場の各施設の説明をしてくれます。ここでガイドが驚かされたのが建物の外観だけではなくて見学ルートまでもが、まるで迷宮やダンジョンに入り込んだような凝ったデザインになっていたこと。それぞれのコーナーに「炎の洞窟」「灰の砂漠」「瓦礫の谷」「光の里」といった妙にドラマチックなネーミングがつけられていて、自分がロールプレイングゲームの主人公になったような気分になります。

ガラスで仕切られていますが、その内部では巨大なクレーンがごみをホッパー(焼却炉の入口)に入れ込んでいました。
なんでも舞洲工場は小学生が訪れることが多いので、最後まで好奇心を保ちながら工場見学ができるように随所に工夫が施されているのだとか。

「炎の洞窟」です。どうみてもテーマパークのアトラクションですが、映像でごみ処理の様子が学べます。
こうした遊び心のあるデザインや仕組み、ミニゲームが子供たちには大人気で、そのおかげもあって舞洲工場の平均見学者数は年間でなんと1万7000人を超えます。これは他の焼却工場と比べても3倍以上となっていて、2007年には延べ見学者数が10万人を突破しました。

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