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ドイツのクリスマス&年末年始の営業状況

ドイツのクリスマスや年末年始はお店やレストラン、美術館などはやっているのでしょうか? 祝日や変則的な営業時間が多いこの時期のドイツの状況についてまとめました。

執筆者:カルカ 麻美

ドイツのクリスマス
クリスマスシーズン・年末年始にドイツ旅行したい! でもお店や美術館はやっているんだろうか……
クリスマスや年末年始は祝日が多く、お店の営業状況や美術館などの開館状況も通常とは大きく異なります。この点を十分考慮して、年末年始の旅のプランを立てましょう。記事の最後には、クリスマス以降もクリスマス市がやっている町の情報も載せているので、ぜひご参考になさってくださいね。

クリスマス~年末年始にかけての祝日とお店の営業状況

この時期のドイツの祝日と、公式の祝日ではないけれど半祝日扱いになる日は次の通りです。

12月24日 クリスマスイブ (Heiligabend)……半祝日扱い
12月25日 クリスマス第1日 (1. Weihnachtstag)……祝日
12月26日 クリスマス第2日 (2. Weihnachtstag)……祝日
12月31日 大晦日 (Silvester)……半祝日扱い
1月1日 新年 (Neujahr)……祝日
1月6日 三王来朝(Heilige Drei Könige)……一部の州で祝日(バーデン・ヴュルテンベルク州、バイエルン州、ザクセン・アンハルト州)
  • バーデン・ヴュルテンベルク州の主な都市:ハイデルベルク、シュトゥットガルト、マンハイム、ウルム、テュービンゲン、バーデン・バーデン、フライブルクなど

  • バイエルン州の主な都市:ミュンヘン、ニュルンベルク、アウクスブルク、ローテンブルク、レーゲンスブルク、バンベルク、ヴュルツブルクなど

  • ザクセン・アンハルト州の主な都市:ヴィッテンベルク、マクデブルクなど


  • ■お店の営業状況
    祝日は完全休業。半祝日扱いの日は、14時ごろ閉めるお店が多く、遅いところでも夕方には閉まります。

    ■レストランの営業状況
    上記の祝日・半祝日扱いの日は、閉まっているレストランが多いです(1月6日を除く)。営業していても、時間が短い場合(お昼過ぎまでだったり、午後からの営業だったり)も多いので注意が必要。ただ、やっている所は必ずあるので、食事に困るということはないでしょう。

    ドイツの美術館
    美術館の休館日は場所によりかなり異なるので、事前に確認しておこう
    ■美術館・博物館などの開館状況
  • 12月24日……閉館の所が多く、開いていてもだいたい14時ごろ閉館。

  • 12月25日……通常通り開いている所もそれなりにあるが、休みの所も多い。

  • 12月26日……24日・25日に比べると開いている所の割合がだいぶ多くなる。

  • 12月31日……12月24日と似たような状況。

  • 1月1日……閉館の所が多く、開いている場合は午後からという所が多い。

  • 1月6日……開いている所が多い。


  • バイエルン州の全美術館・博物館では、12月24・25・31日、1月1日は休館日となっています。

    ベルリンとドレスデンの美術館・博物館では、年末年始も開いている所が多いので、観光に困ることはまずないでしょう。ただ個々の休館日は場所により様々なので、その都度ご確認ください。(ベルリンでは1月1日は全て開館)

    次のページは、クリスマスシーズン特有の営業時間について。日曜日も営業しているところや、通常より遅くまで営業しているところがあります。その他、クリスマス以降もクリスマス市がやっている町の情報も!
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