夫婦関係/夫婦関係関連情報

小室哲哉の結婚観徹底分析(2ページ目)

音楽プロデューサー小室哲哉容疑者が逮捕された事件は驚きでした。小室哲哉容疑者の結婚生活と妻たちを振り返り、「お金持ちとの結婚」について考えてみましょう。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

音楽ビジネスの成功とプロデュースした歌姫達

1994年にTM NETWORKの活動を停止したあとは、小室容疑者は音楽プロデューサーとしての活躍に軸足を移し、trf、篠原涼子、安室奈美恵、華原朋美、globeなど多くのアーティストのプロデュースを手がけました。
081119
「プロデュースを手がけたアーティストはすべてスターダムに」

1993年にデビューしたtrfは1994年~1995年にかけて、シングルが5作連続でミリオンセラーを記録し、後の「小室ブーム」の先駆けとなりました。
一方、「無類のアイドル好き」と言われた小室容疑者は、女性アーティストのプロデュースに特にその才能を発揮し、1994年にプロデュースした篠原涼子 は「篠原涼子with t.komuro」名義で、シングル『恋しさとせつなさと心強さと』を200万枚超売り上げ、その年の『紅白歌合戦』にも出場しました。

また、安室奈美恵は「スーパーモンキーズ」のメンバーとしてデビューしたものの、まだ無名だった1993年に小室容疑者に見出され、1995年にはソロとしてデビュー。ミリオンセラーを連発し、そのファッションやメイクも含め、「アムラー現象」とも言われたブームを作りました。

そして小室容疑者の最高の“プロデュース作品”であったのが華原朋美。
もともと「遠峯ありさ」の名前でタレント活動をしていた華原を小室容疑者が気に入り、1995年に自身のイニシャルTKと同じ「華原朋美」と改名させ、歌手としてデビューさせたのが、このシンデレラストーリーの始まりでした。


当時から二人には恋愛感情があったと言われ、小室容疑者自身も、雑誌の取材に対し「アーティストに手をつけたのではない、恋人に曲を書いてデビューさせただけだ」と語ったほどの入れ込みようでした。
メディアの前でも堂々とツーショットを披露し、相思相愛な様子が機会あることに報道され、結婚目前と噂されていたのを、当時を知る方ならご記憶があるかもしれません。
シンデレラストーリーを地でいった華原にとって、小室容疑者はその人生全てをゆだねた神のような存在と映っていたのでしょう。

しかし、その後の華原は1999年に小室の個人事務所を離脱し、同年、自宅で料理中にガス中毒で倒れ緊急入院。
これが自殺未遂と報道され、小室容疑者との破局が驚きをもって伝えられました。
後に華原はインタビューの中で、「別れは小室容疑者から『他に好きな人が出来たから』と告げられた」と語ったように、破局は小室容疑者の心変わりが原因だったといわれています。
もちろん公私共に「小室依存」状態であった華原の人生は一変。
その後、華原は何度も仕事のドタキャンをするなど精神的に不安定な状態が続き、精神安定剤などの“薬物依存”状態であるとの報道もありました。最終的には所属事務所から解雇され、現在も休業状態が続いています。


  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます