薬?カウンセリング?妻だけEDを克服するには
雑誌PRESIDENTにて「妻だけEDは治療すべきか」という取材を受けました。AERAもセックスレス問題を研究しています。ED(勃起障害)の定義は「性交時に十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」です。
夫婦円満のために寝室事情に向き合おうと提案している私としましては「EDは妻のためにも、もちろんご自分のためにも治療していただきたい」という意見です。
病院治療の前に、まず、パートナーとの関係性の見直し・健康状態・日常のストレス・食事などたくさん注目することはあります。ひとつひとつゆっくり改善してゆくことが大切です。
急増中?「妻だけED」の原因と解決策
(妻やパートナーとのセックスがうまくいっていないと感じる25-49歳の男性のうち、妻以外に定期的にセックスする相手がいる男性
出所「AERA」2007.7.23)妻とは数年セックスレスだけれども、妻以外の女性とは「完璧にできる」という男性は7割です。
「ED気味だから、私とはセックスレスでもしかたない」と納得しようとしていた妻が、「え?私以外とならできるの?」と妻にとっては、悲しいのか悔しいのか、複雑な心境にさせられる数値です。
今回は、EDとはいったいどんな病気なのか? パートナーによって勃起度は違ってくるのかをED治療最前線を歩まれる佐々木春明先生とともに考えてみます。
→次ページではED治療最前線を歩まれる佐々木春明先生に「EDの真実」についてうかがっています。