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悩む!結婚式に着ていくドレス(4ページ目)

結婚式・披露宴に招待されたとき、最初に悩む「お呼ばれ衣装」。花嫁をたてながらも、地味にならないお洒落なドレス。『絶対にはずしてはいけない掟』も必読です。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

和装で「放っておけない日本妻」オーラを

さらにもうワンランク上の、人妻のしっとりとした魅力全開の衣装といえば「和装」。
「折角の披露宴だし、ちょっと頑張ってみようかな」という方は、思い切って着物にトライされてはいかがでしょう?
070912
「日本女性が一番美しく見えるのは和装」


ただし、結婚式の際の着物にはいろいろルールがありますので要注意。

「既婚女性の第一礼装」とされているのが「黒留袖」。
五ヶ所に家紋を染め抜き、裾だけに模様がある着物で、新郎新婦の兄弟や親族、または仲人が着る、一番格式の高い礼装です。結婚式では、「招待者が、新婦やその両親・仲人よりも格式の高い着物を着ない」というルールがありますので、単なる新郎新婦の「友人」や「同僚」として参列する場合には、普通、これは着用しません。


同じ留袖でも「色留袖」となると、未婚・既婚どちらでも着用できます。黒を避ける宮中行事では色留袖の五つ紋が正装とされるように、格式の高い着物です。紋の数が三つやひとつになると、準礼装となりますが、その中でも最も格式の高いランクに位置されます。

他の準礼装の着物としては「訪問着」があります。訪問着は柄の部分が多く、広げると一枚の絵のように模様がつながっている着物で、既婚者にとってはもっとも華やかな装いとなります。この訪問着か色留袖がおススメの和装です。他にも「付け下げ」や「色無地」も披露宴でもOKですが、やや地味な印象になります。

着物も、いざ購入となると、お値段も張りますし、いろいろと手間や時間が掛かるのも事実。ただ最近ではレンタルも非常に使いやすくなり、肌着や足袋以外は小物も含め丸ごと借りられるショップも増えています。

無料の着付けサービスを行っているところもありますので、ぜひ日本女性が一番美しく見える着物に挑戦してみてはいかがでしょう?ガイドの個人的印象では、着物を着ていると、なぜか周囲の男性がいろいろと気を遣って、優しくしてくれるような気がします。
やはり、和装には洋装にない、「周囲が放っておけないオーラ」が出るのかもしれません。お手軽に列席者の主役になりたい方には、特におすすめです。

次のページでは、「絶対にはずしてはいけない掟」を復習します
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