結婚式のご祝儀相場の落とし穴(4ページ目)

スマートなプレゼントはこれ！

では、プレゼントを何にすればいいのか？これについては、結婚される方に聞くのが一番です。欧米では「リスト・ド・マリアージュ」や「ウィッシュリスト」などと呼ばれる、新郎新婦の欲しいものをリストにする風習があります。
親戚や友人はそれに従ってプレゼントを選ぶので、中身が重なることもなく、必要なものを贈ることができる、大変合理的なシステムです。

もし相手が、欲しいものを聞ける間柄の方であれば、遠慮なく欲しいものをあげてもらうといいでしょう。予算との兼ね合いもありますので、2～3個候補を上げてもらえば、購入者側も安心ですね。

また、新郎新婦に欲しいもの聞けないような場合。これこそ、ウェディング経験者のミセスの皆様の実力が発揮される時です。自分がもらってうれしかったもの、新婚早々に購入の必要があったものを思い出して、それをプレゼントにしましょう。

フォトスタンドや花瓶などの置物系は、結構ダブりがちですし、新居のインテリアイメージなどがわからないと意外に選びにくいもの。定番のシーツ、タオルといったリネン類はたくさんあっても困らないものなので、迷惑なプレゼントにはなりませんが、いまひとつ面白みには欠けます。

また、ペアワイングラス、ペアティーカップ、ペアタンブラーなど、ペアものも、他のお祝いとバッティングが予想されます。どうしてもペアものにしたいならシャンパンフルートグラスなど、ちょっと違う路線をつくと「むむ、デキるな」と相手に思わせることができます。

あと意外に盲点になりがちなのがお箸や箸置き。バカラのガラス製の箸置きなどは、ガイドが友人にプレゼントして喜ばれた一品でもあります。

また、ルクルーゼのお鍋なども女性なら皆さん喜ぶアイテムですね。ぜひ、新婚当時を振り返って、もらってうれしかったもの、必要で買ったものを思い出してみてください。