しっかりモノの神田うのさんに学ぶ?~契約婚
大手パチンコチェーンの御曹司と結婚した神田うのさん。1千万の指輪や3億円のウエディングドレスなど、そのバブリーな玉の輿ぶりが話題となっていますが、この結婚を「契約婚」と多くのマスコミが報じています。「契約婚」とは耳慣れない単語ですが、結婚にあたり、夫婦が民法に従って契約書を交わすことを一般的にこう呼んでいます。神田うのさんの場合は、お互いの財産についての契約を交わしたといわれておりますが、契約の内容は財産だけに限りません。「家事分担についての決め事」「週に一度以上は愛しているとささやくこと」など、結婚にあたってお互いに明らかにしておきたいことは何でも明文化しておくことができます。ただ、この契約を「ほら、ここに書いてあるんだから守りなさい!」と振りかざすのでは、夫婦円満に逆効果。これをお互いの絆を確認しあう目安として使うことが成功する契約婚の秘訣です。
「結婚も契約の一種。双方の主張をきちんと伝え合うことが大事」 |
欧米ではセレブはもちろん、普通の人でも「プリナップ」と呼ばれる婚前契約書を結ぶパターンが少なくありません。また日本でも高齢者同士の再婚など、入籍をしての法律婚が難しいような場合、事実婚だけでは納得しない周囲を安心させるために、契約を交わす事例が今後増えていきそうです。
これから日本でも認められる?~同性婚
イギリスのロックスター、エルトン・ジョンとそのパートナーの結婚で広く知られることになった同性婚。日本ではまだ認められていませんが、男性同士、女性同士の結婚を法律的に認める国が増えています。欧米ではオランダ、ベルギー、スペイン、カナダ、アメリカのマサチューセッツ州などにおいて、同性結婚を異性間の婚姻と同等とみなし、夫婦とほぼ同じ権利を認めています。また、エルトン・ジョンの母国であるイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、アメリカのハワイ州などではパートナーシップ法など、夫婦に準じる権利を同性カップルにも認める法律があります。「イギリスでは男性同士の結婚式ももはや珍しくない!(左端が新郎、右端が新婦)」 |
しかし、ローマ法王のベネディクト16世が同性婚について批判的な発言を行うなど、反対派も多数。ゲイやレズビアンなど同性愛者が徐々に認知されてきたとはいえ、日本でも、まだまだこれから議論を深めていく段階といえるでしょう。
結婚に関する既成概念にとらわれず、自分らしいスタイルを!
いかがでしたでしょう?入籍による「法律婚」以外にも、結婚のパターンはこんなに多様です。どんなスタイルをとるにせよ、まずは心から愛せる人と、お互いが納得できるまで話し合うのが先決。私が運営する夫婦仲相談所には、「結婚5年、妻が同居人のオバサンとしか思えない」「結婚したら、夫の生活習慣が気になって、愛せなくなった」など、一緒に生活をしてみて、はじめて問題が噴出するご夫婦が目立ちます。「一緒に生活をする」ということは、ある意味、自分を試す試練とも言えます。「この人とは、どんな試練も耐えてゆける」と硬い決心がもしできないのであれば、週末婚に一定期間チャレンジしてみるなど、選択肢を拡げた方がよいと思います。結婚してから地獄のような日々を送るご夫婦を多数見てきましたので、結婚前に、じっくり考える時間とお試し期間を設けることは絶対必要だと感じています。「○歳までに結婚」のような先入観にとらわれず、自分とそのパートナーに合った愛のカタチをじっくりさがしてみてください。そして「うちらは手遅れ?」」と悩める方々は、これからでも、別居婚を考えることはできます。離れてみて「やっぱり、夫が好きだった」と気づくこともあるかもしれません。
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