ポン太くん登場により、離婚を取りやめた主婦M子さんのお話
ガイド(二松):M子さんは、結婚何年目ですか?
「カーッと怒っていても、わんちゃんに見つめられるとなごんできます」 |
M子さん:
はい、25年目です
ガイド(二松):
夫婦仲に暗雲が立ちこめたのは、何年目ですか。予想される理由はありますか?
M子さん:
暗雲は結婚当初からありましたが、別居したのは8年目でした。性格の不一致とセックスレスが原因です。
夫は、横の物を縦にもしないというタイプで、家事もなんにも手伝ってくれなかったし、我が道を行くというタイプでした。そんな夫に、私もイライラしていました。別居を2年した後で、また一緒に暮らし始め、ポン太がやってきました。
ガイド(二松):
M子さんがたご夫婦の気持ちを上向きにしてくれたのはペットのポン太くんということですが、ずばり、ペットで気持ちが癒されましたか? もし癒されたとしたら、どういう点から?
M子さん:
ポン太の純粋無垢な瞳や可愛らしいしぐさ、表情に大変癒されています。夫と喧嘩してもポン太を介して話が出来るようになりました。たとえば、夫が気に入らない態度をとると
「ポン太、パパったら、靴下脱ぎっぱなしでいやあね」
「ポン太、ママにあやまっといてくれ」
という感じです。これは、冷え切った私たちには、会話のツールというか(笑)
また、ポン太と接することで、怒りの感情が短くなります。怒っても、ポン太が目にはいると、すぐ笑顔になります。
ガイド(二松):
M子さんご夫婦のライフスタイルをおしえてください。ポン太君とのふれあい時間は どのくらいですか?
M子さん:
二人とも仕事をしているので、平日のポン太との時間は4時間くらいですね。朝は夫が30分ほど散歩に行き、戻ってきたら私の出勤仕度が終わるまで(30分程)私のそばに居ます。帰宅後は私が30分ほど散歩に行き、寝るのも一緒です。休日は終日三人で一緒にいます。遅い朝をポン太と1時間程散歩に出掛けている間に、夫が朝食の用意をします。日中はのんびり過ごし、夕飯の買い物後、私が散歩に出掛け、夫が夕飯の用意です。天気が良い日は夫も一緒に公園に出掛けたり、ドッグランがある公園に車で出掛けたりもします。
ガイド(二松):
素敵なご夫婦ですね。だんな様が家事をなさるように変化し、ポン太くんと一緒に楽しく暮らしていらっしゃる様子が目に浮かびます。別居をされるほど冷え切っていたご夫婦とは思えません。
夫婦の会話のテーマ、盛り上がる順に3つ教えてください。
M子さん:
仕事の話、友人の話、親族の話かな。
ガイド(二松):
ポン太くんのお話はベスト3には入らないのですね。
M子さん:
そうですね、ポン太は二人の生活の一部だから、あえて意識していません。私たちの生活に自然にとけ込んでしまったみたいで。