子どもを持つと主婦のライフスタイルはガラッと変化 |
「子どもを持たない主婦」という生き方も選択できます
DINKSというスタイルもあります。Double Income No Kids、共働きで2カ所からのの収入があり、子どもを持たないので、豊かな消費生活をおくる夫婦のことと言われていますが、不況と騒がれる日本では、豊かでないDINKSも多いはずと、私は考えています。1980年代の半ば、アメリカの一つのライフスタイルの形態として、我が国に入ってきました。男女雇用機会均等法施行の時期はバブリーでした。バブル景気が後押しして、「結婚しても仕事をやめない女性」が増え、「子供ができたら仕事を続けられない」環境が、DINKS層を広めたという説があります。わざと子どもを作らないという立場の定義ですので、「子どもが欲しいけれど、しかたなくDINKS」のカップルもいらっしゃっいます。「あなた、DINKSでうらやましいわ」など軽々しく言わない方がいいセリフもあります。
DINKSカップルは将来のことを考えて貯蓄を。 |
夫婦の愛情は忘れずに
専業主婦、ワーキング主婦、DINKS、どの生き方を選んでも「私は後悔しない」「僕は後悔しない」と二人でサポートしあえるよう、常に「二人のライフスタイル」を振り返り、どちらかに不都合がある場合は、はやめに解決しないと夫婦喧嘩の種になります。「おまえさあ、家事手抜きするんなら、会社辞めてしまえよっ」なんてセリフが夫の口から出る場合は要注意!!夫婦の黄色信号に気づいてはやめの処置をしてください。妻が外で働こうが、専業主婦であろうが、夫の愛と協力は必須条件です。月に一度は「妻の働き方」についてトークしてみてはいかがでしょう。男性には、「今は子育てに専念しているけど、本当はすごく働きたい」、なんて妻の本音が聞こえてくるかもしれません。どんな時にも愛を持って・・・。
【関連記事】
ライフスタイルの変化に応じて柔軟に働きたい。そんな願いを実現する仕事