夫婦関係/夫婦関係関連情報

専業主婦もワーキング主婦も将来設計&夫婦の愛は必要 主婦の働き方 わたしはどっち?

既婚女性を2タイプにジャンル分けし、メリットを再確認。ガイド個人の意見だけでなく、一般の既婚女性達に一言コメントをもらって開示する。出産、同居をきっかけにどちらを選ぶか悩む夫婦方へのご提案。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

「主婦」はHouse Wives だから家を守っているイメージが。

「主婦」=専業主婦も働いている主婦もこう呼ばれていいですか

「わたしは主婦です。」と自己紹介されると、その方のことを専業主婦だと思いますか?働いている主婦だと思いますか?私は、主婦=House wives というイメージがあるので、専業主婦だとイメージします。『家』が浮かんでくるのです。「ワーキング主婦」という単語もありますが、あえて「ワーキング」をつけているのですね。

昨年、夫婦仲調査と称した本を書きました。その時、「主婦対象の本を書く」とワーキング主婦の友人達に話したら、「じゃあ、私向けじゃないのね」という返事がありました。「え?既婚女性向けってことよ」と言うと、「じゃあ、本にも『主婦』じゃなく『既婚女性向け』と書いてくれないと、専業主婦対象だと思うんじゃない?」というセリフ。

これに似たやりとりは、5名くらいとしましたのでフルタイムで働いている女性は、「主婦=専業主婦」と思っているのか?と考え込んでしまいました。皆さんはいかがですか?

働くかどうか、選択するのは自分です

女性は結婚すると、主婦という名称で呼ばれます。しかし、主婦といっても非常に細かく分類されます。大きく分けると、外で仕事をしているか、していないかです。これによって全く違うライフスタイルになります。結婚時にそのどちらかを選択するのは、大きな問題です。その時点で、夫婦の将来設計をたてておく事は大切です。

例)
結婚後2年  2年間はDINKS  貯蓄400万円目標

結婚3年目  妻、退職して妊娠予定
結婚4年目  子ども保育所  妻再就職
結婚6年目  第2子妊娠   妻専業主婦になる ・・・

こういうふうに箇条書きにすると、いかに妻のライフスタイルが変化に飛んでいるか(変化せざるをえないか)よくわかります。夫の方は、転職はあるかもしれませんが、おおよそ、淡々と、ひとつの職場でお仕事に励みます。最近は「主夫」も認められる社会になりましたので、妻が子どもを産むと、育児休暇を取る男性も出現していますが、自分の周りに10人以上いるか?と見回すと・・いません。

育児休暇は「子どもが生まれてから1歳の誕生日の前日までの間、子供1人につき1回、連続して休みが取れる制度。会社に育児休暇の制度がなくても、最長1年休める。雇用期間が1年未満の労働者などは労使協定で適用除外にできる」というものです。政府は2002年に「少子化対策プラスワン」を発表し、育児休暇取得率の目標を女性80%、男性10%に設定し、2005年度からの実行を求めているそうなのですが、はたして、夫の育休もメジャーになっていくでしょうか?

夫が育休をとらない場合が多いと想定すると、子どもを持つ主婦が働き続けるには、様々な壁が立ちはだかります。保育所問題、託児問題、子どもの病気時の対応、昇進問題etc 給与と保育料がほぼ同じになるというケースも出てくるでしょう。それでも働くのは「育児以外でも輝いていたい」「金銭に変えられない充実感」「目的意識を持つための仕事」「社会との接点」「自立した自分でありたい」様々な価値観があります。その価値観、目的意識を夫と共有することは、夫婦仲良し度キープの原点です。仕事を続けるかの選択や子どもを産む時期、育児はどちらがするかなど、様々な夫婦の決断の時期がおとずれます。しかし、決めるのは「自分」です。この決断を相手にまかせると、後々、夫婦の不協和音が聴こえ始めます。
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