日常のメール送信で『違い』を見せるには……? |
今回は、あなたが普段何気なく送信しているEメールの書き方や送信法を改めて見直して頂き、より読みやすく、より気持ちよく、より心配りを感じさせることができる女性、となるためのノウハウをお伝えして参ります。
気配りできる女性のメールとは?
■変換の落とし穴
漢字の変換は、普段あまり書かないような漢字でも、容易に表示されるので便利ですね。しかし、選んだ漢字は本当に合っていますか?
特に相手の会社名や氏名などを間違えたら、とても失礼!
「斉藤」「斎藤」「齋藤」
「渡辺」「渡邉」「渡邊」「渡部」 etc.
細心のご注意で書いて下さい。
■「件名」の気配り その1
「ご無沙汰しております」「こんにちは」「お知らせ」……etc. よく使われる件名ですが、一日に相当な数のメールが届く相手にとっては、親切なタイトルとは言えません。見過ごされてしまう可能性も……。
その点、一目で内容が把握できるような件名ですと助かりますね。
「6/6パーティー ドレスコードの件」
「来週のランチ 待合せ場所」
「6月6日 観劇の件」
「訂正:5月分議事録」
このように日にちや用件を組み込んで、どんな内容のメールなのかがわかるよう工夫してみて下さい。
■「件名」の気配り その2
相手から受信したメールに「返信」でお出しする場合、アドレス帳からわざわざアドレスを捜す必要もなく、大変便利ですね。
しかし、件名もそのままにしておくと、「Re:」という表示となり、少々味気ない印象となってしまいます。頂いたままの件名の方が伝わりやすい場合はそのままで構いませんが、メール内容の回答を要約して書き直すことで、あなたのセンスとちょっとした気遣いが伝わります。
■気持ちを正確に届ける
メールはいつでもすぐに送れて便利な反面、相手の表情が見えない、
声で判断できない、短く文章をまとめてしまう、と相手の感情を読むのも、ご自身の感情を伝えるのも非常に難しいデメリットもあります。このような誤解を防ぐには、以下のようにすると良いでしょう。
・先ず必ず読み直し、読み手の立場・気持ちを熟慮し、必要であれば他の言葉に書き換える
・ かしこまった仲でなければ、絵文字・顔文字でご自分の感情を上手く表現してみる
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