ホノルルでみつける自分磨きのロングステイ(3ページ目)

昼食会やゴルフ、気功を通じて滞在中の仲間づくりを

会員制ヨットクラブでの昼食会はいつも人気

NPOハワイシニアライフ協会は、日本語を話すシニアが、心豊かなアクティブシニアライフをハワイの地で実現できるよう、その支援や会員相互の交流などを目的に、昨年（2007年）11月、ハワイ州に設立された特定非営利活動法人です。

「シニア」と聞くと高齢者をイメージしがちですが、30代・40代の会員も数多く、特に子育て世代も少なくありません。月に一度、開催されるワイキキ・ヨットクラブでの昼食会には、毎回、30人以上の移住者やロングステイヤーらが集い、親睦を深めながら、交流をはかっています。

いつまでも若々しく品のあるシニア留学生の金沢さん

参加者のひとり、関西出身の金沢文子さんは、五年間の学生ビザを取得してハワイへ移り住んだ80代のご婦人。「若いひとたちに混ざり、毎日、語学学校で勉強をしています。初めは皆さんについていけず、辛くおもったこともありますが、多くのひとに励まされ、すっかり慣れてきました。こうやって世代を超えて交流がはかれる場があることも、とても励みになっています」とご挨拶。たくさんの拍手を、浴びていました。

協会関係者らによると、長期滞在の成否は「仲間づくり」にあるといいます。目的を持ち、よい仲間に恵まれ、笑顔で、健康的にハワイ暮らしを実践する―――。毎週土曜日の朝７時半、マジックアイランドの先端にある芝生で気功をインストラクトするハワイ健康道場主任・小林尚子さんのもとには、朝早くというのに、たくさんの会員が集うのだそう。
あらたな交流の場が誕生したことで、ハワイ・ロングステイは次なるステージへ進みはじめていることを印象づけます。

■NPOハワイシニアライフ協会の公式ホームページは、こちら

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